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【防災】やらなきゃ危ない!「台風への備え」6選

川崎みさ暮らしの講師

もと海上保安官で2児の母、6年前の西日本豪雨災害で被災した川崎みさです。

台風10号の接近に伴い、皆さんはどんな準備をしていますか?6年前の西日本豪雨災害で被災したわが家では、こんな6つの準備をしてします。

1.家族分の「明かり」を準備する

台風被害で心配なのが「停電」です。わが家が住んでいる地域では、「ゲリラ豪雨」でも一瞬停電することがあるので、停電に備えて明かりの準備は必須。「家族分」の明かりを準備している理由は、ひとり1つずつあれば真っ暗な中でも誰がどこにいるのか分かるから。また、万が一どれか1つが壊れても他にも明かりがあるので安心ということもあり複数の明かりを備えています。

2.カーテンを閉めておく

モノが飛んできて窓ガラスが割れた際に、カーテンを閉めておけば多少ガラスの飛散防止に役立ちます。夜だけでなく、台風が通り過ぎるまでは日中であってもカーテンを閉めておく方が安心です。

3.スケジュールを見直す

台風の進路や速度は変化するため、予測通りにいかないことも。わたしは大事な用事や、仕事など予定変更が重なるとストレスになるタイプなので、あらかじめ「スケジュールを見直すことになるかも」と、心の準備をしておくことも備えのひとつだと思っています。

4.外のモノを家の中に入れておく

風で飛ばされそうなモノは、あらかじめ家の中に入れておきます。しまい忘れたモノが飛んできても、自宅への被害なら「ちゃんと入れておけば良かったね」で済みますが、もし他所の家を壊してしまったり、公的機関による救助の妨げになってしまうと、ご近所トラブルに発展してしまうことも。

逆に、隣の家の方が台風が来ると分かっているのに外に出ているモノを家の中にしまっていない場合、そちら側の部屋には寝ない、そちら側の窓は他の部屋より厳重にガムテープを貼っておくなど、措置が取りやすくなりますよ。

5.防災食の準備をしておく

停電や断水に備えて、手軽に食べられる食品の用意も必要です。魚肉ソーセージ、ゆで卵、野菜ジュース、コーンフレーク、パン、おにぎり、フルーツ缶などを用意して、停電や断水に備えましょう。

防災食を準備するうえで大切なのは「食べ慣れたモノ」であること。なぜなら、「思ったような味じゃなかった」「食べ方が分からず困った」と、ならずに済むからです。

6.台風前日はしっかり寝る

居住地への台風接近の前日は、いざという時に冷静で適切な判断ができるように、早めに寝て身体の調子を整えておくことも大切な備えです。

もと被災者の台風への備え6選

1.家族分の「明かり」を準備する
2.カーテンを閉めておく
3.スケジュールを見直す
4.外のモノを家の中に入れておく
5.食料の準備をしておく
6.台風前日はしっかり寝る

自然災害を止めることは出来ませんが、備えることはできます。6年前は何の準備もしておらず子ども達にも大変な思いをさせてしまい、親としての準備と覚悟が足りなかったと反省しているので、今回はしっかり備えようと思っています。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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