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チョン・スビンが二塁打、三塁打、ヒット サイクル安打はならずも勝利に貢献<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
3安打を記録したチョン・スビン(写真:トゥサンベアーズ)

5日のKBOリーグは全5試合が18時開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-KTウィズ(チャムシル)は7-4でトゥサンが勝利。トゥサンの1番チョン・スビンは初回の1打席目にライトへの二塁打で出塁。次打者の二塁打で先制のホームを踏んだ。

2回裏の2打席目は1死一塁で右中間にリーグトップ今季6本目の三塁打。1打点を挙げた。3打席目凡退の後、6回にはレフトにヒットを放った。

サイクルヒットの期待が高まった8回の5打席目、チョン・スビンは空振り三振に倒れるも5打数3安打1打点でチームの勝利に貢献した。

トゥサンの先発ブランドン・ワデルは7回4安打無失点で4勝目(2敗)。敗れたKTは連勝が7で止まった。

◇8月5日(土)の結果

・トゥサン 7 - 4 KT(チャムシル)

 勝:ブランドン

 敗:ベンジャミン

・サムスン 6 - 3 LG(テグ)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:チェ ウォンテ

・KIA 9 - 3 ハンファ(クァンジュ)

 勝:パノーン

 敗:ハン スンヒョク

・ロッテ 6 - 9 SSG(プサン)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:キム ウォンジュン

・NC 4 - 3 キウム(チャンウォン)

 勝:イム ジョンホ

 敗:キム ソンジン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「キウムが7連敗」

6連敗中の9位キウムヒーローズがNCダイノスと対戦。キウムは初回に3点を喫するも、3回に同点に追いついた。しかし8回裏、NCの6番キム・ソンウクに左中間への2ランが飛び出しNCが4-3と勝ち越しに成功した。敗れたキウムは10位サムスンライオンズとのゲーム差がなくなった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

SSGランダーズ戦に1番センターで出場。1、2打席目四球、3打席目サードゴロ、4打席目空振り三振、5打席目はフォークに空振り三振も、捕手がボールを後ろに逸らす間に振り逃げで二塁まで進んだ。延長10回裏の6打席目は代打パク・スンウクが送られ退いた。3打数無安打2四球。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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