【富田林市】今は何の花が見頃でしょうか。梅雨入り前の錦織公園のお散歩で愛でられる花はなに?
6月に入り、晴れた昼間は本当に暑くなりましたね。散歩するにしても水筒を持参するなど熱中症を注意しなければなりません。さて梅雨入り前の錦織公園の花々は、どうなっているのでしょうか?実際に、園内を歩いて見てきました。
この日は南口から歩いてみることにしました。事前情報ではサツキやアジサイが咲いているとのこと。実際にはどうなっているのか楽しみです。
花ではありませんが、新緑が美しいですね。6月上旬の時点では、木の影を歩いているとときおり風も吹いてくれるので、それほど暑くありません。
さっそく黄色い花が見えてきました。この花は、南口から赤穂池に入る前のところで咲いていました。
調べてみるとビヨウヤナギ(美容柳・未央柳)のようです。中国原産で、300年ほど前に日本に渡来したとか。6 ~ 7月頃に咲くそうです。ちなみにヤナギと名前がついていますが、柳の仲間ではありません。
中国では金糸桃と呼ばれているそうです。日本名「未央柳」の由来は、唐の詩人・白居易(はくきょい)による「長恨歌」という作品に登場。
玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした地を訪れたときに、見つけた花を楊貴妃の眉に喩えて 未央柳の情景を詠んだという一節、美しい花と柳に似た葉を持つ木という故事から、未央柳という名前になったそうです。
ビヨウヤナギのそばに咲いていた白い花。こちらも調べるとペンタスと出て来ました。
さて、錦織公園を北方向に進んでみましょう。先月はドレミ小橋のあたりにはツツジの花が咲き誇っていました。
でも花はすでになくなっており、剪定された葉のみが続いています。
さて河内の里まで来ました。事前情報ではこの中にいろんな花が咲いているようです。
花ではありませんが、チャノキが美しい新芽を出していますね。
青々とした葉が生い茂っていました。
チャノキの下には小さな花が咲いていました。こちらはシロツメグサです。
拡大しました。咲いてはいますが、地面近くに小さいのが咲いているのでで見落としそうですね。
ちょうど田植えのタイミングのようですが、全部はまだ植えられていません。
その理由はこちら。6月5日に田植え体験があるからのようです。その他にも錦織公園には季節の寄せ植え作りとかいろんなイベントがありますが、いずれも定員が少ないので、興味のある人は早い目に申し込まないといけませんね。
さて事前情報で咲いているというアジサイは、河内の里の中にある里の家の中にあるのだとか。
中に入ると確かにアジサイが咲いていました。
しかし、まだまだこれからのようで、日陰では青々とした葉が生い茂っている状態でした。
アジサイを目当てに行くのなら、あと数日待ってから見に行った方が良いかもしれません。
河内の里の中にある水車、この奥には蓮の池があったはずですが。
こちらの状況です。まだ咲いている様子はありませんね。
蓮の葉は立派に成長しているので、来月くらいが楽しみです。
どうも6月の錦織公園はあまり花が咲いていないのかなというところですが、例外的につつじの丘では花が咲いています。
これはつつじではなく、サツキのようです。サツキとツツジ両者は似て非なるものと言いたいところですが、サツキそのものがツツジの仲間なんだとか。
サツキの方が葉や花が小さめなどいろんな特徴が出てますが、開花期を見る限り、ツツジが4~5月頃で、サツキはやや遅い5~6月頃という特徴から、6月の時点で咲いている花はサツキが可能性が高いのかなと思われます。
ということで、6月上旬の錦織公園の花を見てきました。結論的には春の時期と比べて花が少ないかなという気がしますが、サツキやアジサイなど咲いている花もあるし、それ以上に新緑がとてもきれいでした。
日陰であれば午後の日差しが強くてもまだ涼しいので、時間のある時に遊びに行けば良い気晴らしになります。
錦織公園(外部リンク)
住所:大阪府富田林市錦織1560
アクセス:南海高野線 滝谷駅から徒歩20分 金剛駅から徒歩30分
近鉄長野線 滝谷不動駅から20分