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築40年の古い家でもジメジメしない 我が家の湿気対策5選【DIY】

DIY-FUFUDIYクリエイター | 地方移住者 | 家庭菜園家

築40年の我が家は、梅雨の時期から夏にかけて湿気に悩まされています。

DIYリノベーションをしながら対策をしてきたのですが、今回は効果のあった5つの湿気対策について共有します。

対策1-湿気取りの使用

どこにでも売ってある湿気取りですが、私たちが使ってるのは「調湿木炭」です。

サイズ違いでシリーズ化されているので、押し入れやクローゼット、ベッドの下、タンスの中、キッチン収納棚など、様々な場所でそこに合うサイズのものを使ってます。

「炭八」おすすめです
「炭八」おすすめです

常に呼吸を続ける調湿木炭だから、飽和することがなく、長期間効果が続きします。

天気のいい日に天日干しをすると、さらに効果が長持ちするそうなので、定期的に干して使ってます。

対策2-収納箇所にすのこを活用

DIYで製作した野菜やお米の収納棚や、調味料の収納棚は、すのこを活用してつくっています。

すのこ板はホームセンターで¥1,000ほどで売ってあるので、それを組み合わせてるだけで、収納棚になります。

すのこを使うことで風通しがよくなり、保管しているものが傷むことがなくなりました。

野菜やお米の収納棚
野菜やお米の収納棚

調味料の収納棚
調味料の収納棚

押し入れにおいては、布団のカビに悩まされているのですが、底とサイドにすのこを入れることで、対策しています。

押し入れにもすのこを活用
押し入れにもすのこを活用

対策3-壁に漆喰や珪藻土を塗る

ここからは少し難易度が上がるかもしれません。

我が家は築40年ということで、壁がすべて砂壁だったので、触ったらポロポロと削れ落ちてしまうし、うぐいす色のなんとも言えない見た目でした。

その上、湿気を吸ってくれるわけでもないので、思い切って調湿効果の高い漆喰と珪藻土を塗ってみました。

養生シートで壁以外を覆って

養生シート
養生シート

シーラー(下塗り)をしていきます。ローラーがあると便利です。

いきなり漆喰や珪藻土を塗ってしまうと、壁からアクが染み出してきてしまうので、下塗りをしっかりしておく必要があります。

ちなみにシーラーは2度塗りしておいた方がいいです。

シーラー塗り
シーラー塗り

シーラーを塗って丸一日おいておけば乾くので、漆喰や珪藻土を塗りました。

真っ白の漆喰をベースとして...

夫婦で作業
夫婦で作業

一部はアクセントカラーを入れてみました。

アンティークブルーの珪藻土
アンティークブルーの珪藻土

作業は大変でしたが、高い調湿効果が得られた上に、見た目も良くなったように思います。

作業後のリビング
作業後のリビング

対策4-要所で杉板を使う

木にも調湿効果があるので、我が家ではクローゼット(元は押し入れ)に杉板を使いました。

押し入れ内の湿気がひどかったので、まずは解体することに。

押入れを解体
押入れを解体

正面に杉板を貼り付けました。

杉板の貼り付け
杉板の貼り付け

サイド面には合板を貼った上に漆喰を塗りました。

漆喰塗り
漆喰塗り

こんな感じでクローゼットに

Before/After
Before/After

現在は開放的なクローゼットにしています。

服がカビたりすることなく使用できています。

対策5-天井裏や床下に換気扇を入れる

我が家は天井裏にファンを入れました。

業者に依頼して、1つ5万円ほどで工事してもらいました。

天井裏のファン
天井裏のファン

これを入れるだけで、明らかに室内の熱のこもりが改善しました。
空気が循環するので、湿気の抜本対策につながります。

すこしコストはかかりますが、天井裏・床下の換気が気になる方は検討してみてもよいかと思います。

DIYクリエイター | 地方移住者 | 家庭菜園家

築40年の100万円物件をDIYでセルフリノベしている30代夫婦です。DIY/地方移住/家庭菜園をテーマに記事を書いています。子育てにも奮闘中。合言葉は「すべては味と思い出」。

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