日本人投手による初の先発対決が実現◆初回と最終回に本塁打、先頭打者&サヨナラ…【5月7日のMLB】
◆2010年5月7日
スターリン・カストロがシカゴ・カブスからメジャーデビューし、1990年以降に生まれた最初の選手となる。1990年3月24日生まれ。別の球場では、フィラデルフィア・フィリーズのジェイミー・モイヤーが、47歳と170日で完封を演じ、1985年10月6日にフィル・ニークロが作った46歳と188日の最年長記録を塗り替える。モイヤーは1962年11月18日生まれ。カストロが生まれる前の、1986年6月16日にメジャーデビューした。2人の対戦(いずれも2010年)は、内野ゴロ、内野安打、三振、三塁打。
◆1999年5月7日
シアトル・マリナーズ対ニューヨーク・ヤンキースの試合で、マック鈴木(鈴木誠)と伊良部秀輝が先発登板。日本人投手が初めて先発として投げ合った。鈴木は5.1イニングを投げて7失点(自責点4)で黒星を喫し、伊良部は7イニングを本塁打の1失点に抑えて白星を挙げた。2度目は鈴木と野茂英雄で2000年7月2日。3度目は鈴木と大家友和で2002年6月19日。この2試合も、鈴木は敗戦投手となった。なお、15度目までの日本人投手の投げ合いとその結果については、こちらにリストを掲載した。「田中将大と大谷翔平が投げ合う前に。「日本人投手の先発対決」は15試合。最多はダルビッシュ-岩隈」
◆1957年5月7日
カンザスシティ・アスレティックスのビク・パワーが、同じ試合でリードオフ・ホームラン(先頭打者本塁打)とウォークオフ・ホームラン(サヨナラ本塁打)を記録する。1893年5月17日のビリー・ハミルトンに続いて史上2人目、20世紀以降では初めてのことだった。2本塁打とも、打った相手はボルティモア・オリオールズのハル・ブラウン。サヨナラ本塁打は延長10回に叩き込んだ。その後の達成者は、ダリン・アースタッド(2000年6月25日)、リード・ジョンソン(2003年6月15日)、イアン・キンズラー(2009年7月19日)、クリス・ヤング(2010年8月7日)の4人。
5月6日のMLBは、こちら。