しっとりふわふわ!フジパン「生シリーズ」3種類を実食レビュー
気になるパンを紹介します。
スーパーで置いているパンは安くて手軽に買えて便利だけど、そのまま食べるとパサパサしていることが多々あります。電子レンジで温めるとしっとりはしますが、そのまま食べるのはちょっと…と思うことがちらほら。
パンをそのまま食べたい人のためにフジパンは「生」シリーズを販売しています。生シリーズの最大の特徴はしっとりしていて、そのまま食べても美味しいというところ。現在、何種類か販売していますが、今回は「生こっぺ」「生くろわっさん」「生ろぉる」の3種類を実食してみました。
フジパン:生こっぺ
まず紹介するのが「生こっぺ」。「生クリームを練り込んだこっぺぱんにジャージー牛乳仕様のミルクホイップをサンド」した商品。
1個当たり344kcal。炭水化物は53.9gで食塩相当量は1.11g。
見た目はまっしろなコッペパン。
ミルクホイップはそれなりにサンドされています。しっとりしたパン生地と甘めくて軽いホイップは相性抜群。パンはパサパサしていなくて、しっとりしていながらも重量感があり食べ応えがあります。筆者としてはミルクホイップがもう少し挟まっていると、更に満足できますが、100円前後で購入できるパンとしては十分おいしい部類だと思いました。
フジパン:生くろわっさん
次に紹介するのが「生くろわっさん」。こちらは1袋に4個ミニクロワッサンが入っています。「発酵バター入りマーガリンと生クリームを使用したコクと風味豊かなクロワッサン」。
1個当たり128kcal。炭水化物は12.2gで食塩相当量は0.32g。
フワッとしたさわり心地と薄茶色の生地が特徴のクロワッサン。
そのまま食べてみると、パサパサした食感は一切なく、しっとりふわりとした温めた後のクロワッサンに近い食感です。バターの風味が強く、甘みもそれなりにあり、何もつけなくても味わい深い。少し温めてみましたが、そのまま食べる時よりはしっとりふわふわしましたが、思ったより違いがありませんでした。そのままでも温めた時に近い食感はすごいですね。
フジパン:生ろぉる
最後に紹介するのが「生ろぉる」です。こちらもくろわっさんと同じく1袋に4個ロールパンが入っています。「ほんのり甘くやわらかいロールパン。」とのこと。
1個当たり140kcal。炭水化物は23.5gで食塩相当量は0.58g。
もちっとしたさわり心地で白い生地が特徴的なロールパン。
温めずに食べてみると、ふわっと柔らかいですが口の中の水分が奪われる感覚になり、飲み物なしで食べるのは難しいパンでした。あいだにホイップクリームを挟んだら、美味しくはなりますが、そのまま食べるのはあまり向いていないように思えます。温めても水分が奪われる感覚はありました。
2種類はそのままでもおいしい
「生こっぺ」と「生くろわっさん」はそのまま食べても美味しいパンでした。ただし「生ろぉる」はクリームが欲しくなるパンですね。生こっぺとパン生地が似ているので、あいだに何かを挟んだらいい感じになると思います。
ごちそうさまでした。
<筆者情報>
飲食チェーン店持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べするグルメライター。メディア媒体に原稿寄稿中。雑誌「LDK」「レタスクラブ」「週刊プレイボーイ」などで食の専門家として出演実績あり。