定番白Tシャツ「ヘインズ」。大人気のJapan Fit、BEEFY-Tを比較してみました!
白Tシャツといえば、ヘインズ。
そう言わせるほど世界的に高い評価を誇る「Hanes(ヘインズ)」。もはや”定番・名作”といってさしつかえない領域にあるブランドの一つですが、ここ数年、量販店での取り扱いが拡大したり、各セレクトショップが別注品を販売したこともあり、その人気に再び火がつきました。
といいつつも、よく考えると、私自身これまで手に取ったことが無かったことに気が付き、今回は定番とされている二つのモデルを比較しながら試してみました。
Hanes (ヘインズ)T-shirts Japan Fit
この「Japan Fit」は日本人の体型に合わせて作られたモデルとなっており2014年から継続的にリリースされているHanesでも随一の人気モデル。ちょうど昨年春にリニューアルされ、より透けにくい5.3オンスの生地に。
もともと定番リリースされている「赤パック」のTシャツを現代日本人の体型に合わせリサイジング。着丈を短く、アームホールとネックを細めに仕上げることで、より体にフィットする仕様に。
Hanes (ヘインズ) H5310 ジャパンフィット クルーネック Tシャツ 2枚組 - PayPayモール
Hanes(ヘインズ)BEEFY-T
こちらも同様にHanesの人気モデルとなっている「BEEFY-T」は、1975年から発売され続けている超ロングセラー商品。
牛(=BEEF)を名前に冠していることからも分かるとおり、HanesのTシャツの中でも厚手で、耐久性に優れたモデルとして有名。
このBEEFY-Tにより、Tシャツ=インナーという常識が覆り、Tシャツをアウターとして一枚で着用する文化が広まったとも言われています。
Japan FitとBEEFY-T比較してみました!
サイズ感
どちらも、もはや定番と言えるくらいの人気モデルですが、どんな違いがあるのか、比較しつつ具体的にみていきましょう。
まずサイズ感。下が「BEEFY-T」で上が「Japan Fit」です。同じMサイズですが、サイズの違いが一目瞭然。BEEFY-Tの方がひとまわり大きく、特に身幅がぐっと広くなっていることがお分かりいただけるかと思います。
首元のリブもBEEFY-Tのほうが明らかに太く、詰まった印象です。
生地の厚み
続いて生地の厚み。Japan Fit は5.4オンスということで一般的なtシャツと同じ程度。白だとやや透けるかな?といった程度。
続いてBEEFY-Tは、6.1オンスのやや厚手の生地。数字以上にこちらの方ががっしりと、それでいてしっとりした質感になっている印象です。やはり一枚で着ることを想定しているだけあって、透け感はかなり抑えられています。
実際に着用してみました!
実際に着用してみました。上がJapan Fit 下がBEEFY-Tです。より体にフィットする感じがあるのがJapan Fit、体の線を拾いにくいのがBEFFY-Tといった感じでしょうか。
ホワイトとブラックを両方着用してみました。いかがでしょうか。ちなみにパックTの種類は「ホワイト×2」「ブラック×2」「ホワイト・ブラック」と好みに合わせて選べます。
とはいえ、ちょっとインナーぽさもあるので、このようにブルゾンやシャツなど羽織ってあげると、良いかと思います。
BEEFY-Tは、シルエットの形成力が高いので、一枚で着てもサマになります。丸胴編みで着心地もよいのが特徴です。
好みに合わせて選べるヘインズ
どちらも個性が異なりますが、着心地が優れており、一度試してみると長らくファッションシーンで愛されている理由がよくわかります。
個人的には、ほどよく厚みがあってボックスシルエットなBEEFY-Tが好みなので、これからの季節インナーとしてもトップスとしてもガシガシ着込んでいきたいと思います。
▼今回紹介した商品はこちら
Hanes (ヘインズ) H5180-2 ビーフィー Tシャツ 2枚組 ヘビーウエイト Tシャツ - PayPayモール
Hanes (ヘインズ) H5310 ジャパンフィット クルーネック Tシャツ 2枚組 - PayPayモール
▼オリジナル記事
Japan Fit、BEEFY-T…Hanesの人気「パックT」2モデル、違いを検証! - CASUAL NOTE
Written by 緑川航平
1998年、神奈川県生まれ。
“手づくり感のある暮らし”をコンセプトにしたWebマガジン「harekarake(ハレカラケ)」を運営中。
晴れ(ハレ)の日から褻(ケ)の日まで、日々の暮らしを彩るステキなモノ・コトを丁寧に紹介しています。
服と音楽と深夜ラジオが好き。
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