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京都に3店舗目をオープン!コーヒー好きが夢中になる「COYOTE(コヨーテ)」の魅力とは?

KaeWEBライター/カフェオタク

京都駅や五条に店舗を構える、京都発の人気コーヒーショップ「COYOTE(コヨーテ)」が、3店舗目となる新店舗を出町柳にオープン。COYOTEは、エルサルバドル産のコーヒー豆にこだわり、コーヒーに詳しくない人でも毎日飲みたくなるようなコーヒーを日本中に届けています。イベント出店やメディアからの注目を集め、国内外から多くのコーヒー好きが訪れるCOYOTE。その人気の秘密と、最新店舗「COYOTE Roastery」の詳細をご紹介します。

京都のコーヒーシーンを牽引する「COYOTE」とは?

ロースター兼バリスタの門川雄輔さん
ロースター兼バリスタの門川雄輔さん

COYOTEは、中米エルサルバドルのコーヒー豆に特化したコーヒーショップです。ロースター兼バリスタの門川さんは、コーヒーの本場であり、スペイン語を活かせる場所を求めてJICA(国際協力機構)のボランティアとしてエルサルバドルへ。2年弱、コーヒー農園での仕事や輸入に関する業務を経験し、コーヒーの世界に深く関わり、帰国後、京都にCOYOTEをオープンさせました。

写真は1号店である京都駅近くのキャンパスプラザ京都1階にあるCOYOTE the ordinary shop
写真は1号店である京都駅近くのキャンパスプラザ京都1階にあるCOYOTE the ordinary shop

「COYOTE」とは、中南米のコーヒー業界で、農園から買い付けたコーヒーチェリーを運んで、大手の輸出業者に売る仕事をしている業者のことを指します。門川さんは、この「COYOTE」という言葉に、生産者と消費者を繋ぐ存在という意味合いを重ね、店名に選びました。実際にエルサルバドルの農園を訪れ、生産者と直接やり取りすることで、日本の消費者に、その土地の風土が生み出した素晴らしいコーヒーの味と香りをお届けしたいと考え、日本中にエルサルバドルのコーヒーを広めています。

出町柳に誕生!新焙煎所「COYOTE Roastery」の魅力

COYOTEのロゴの看板が目印
COYOTEのロゴの看板が目印

場所は、出町柳駅から徒歩5分の場所。門川さんが学生時代に通学していた出町柳。街の雰囲気が大好きで、いつか住みたいと思っていた場所でもあったことから、今回出町柳への出店を決めたそうです。

青と白が映えるカウンター
青と白が映えるカウンター

ガラス張りで開放感がある店内は、エルサルバドルの国旗を連想させる青と白の配色のカウンターが印象的です。

外観
外観

店内は丸太椅子と木製のベンチがあり、京都駅前の店舗とは異なるテイクアウトがメインの店舗で、気軽に立ち寄りやすい雰囲気です。

使用している焙煎機は日本初導入のEASYSTER。COYOTEのロゴが刻印された世界でたった1つの焙煎機
使用している焙煎機は日本初導入のEASYSTER。COYOTEのロゴが刻印された世界でたった1つの焙煎機

奥には大きな焙煎機が置かれ、COYOTEの豆は毎日ここで丁寧に焙煎されています。焙煎機に刻まれたCOYOTEのロゴもスタイリッシュで可愛らしいですよね。

毎日でも飲みたい!こだわりのコーヒーメニュー

COYOTE Roasteryメニュー(撮影:2024年8月22日)
COYOTE Roasteryメニュー(撮影:2024年8月22日)

メニューはコーヒーがメインです。出町柳の店舗では、誰でも気軽にコーヒーを楽しんでもらいたい。という願いから発売している、テイクアウト限定のクイックコーヒーは、なんと390円!

コーヒーに詳しくなくても、気分を伝えるとあなたにぴったりの1杯を淹れてくれます
コーヒーに詳しくなくても、気分を伝えるとあなたにぴったりの1杯を淹れてくれます

この価格で本格的なコーヒーが楽しめるのは、コーヒー好きにとっては嬉しいですよね。

カウンターと同じ配色のオリジナルの器は京都 五条の陶芸スタジオ「DONOMA studio」で作られたもの
カウンターと同じ配色のオリジナルの器は京都 五条の陶芸スタジオ「DONOMA studio」で作られたもの

今回飲んだコーヒーは、まるで黒糖を入れたかのような甘みが感じられるコーヒーでした。同じエルサルバドル産の豆でも、農園の立地や生産者によって味が異なり、全く同じコーヒーは存在しません。その時の気分に合わせて、お好みの1杯を見つけてみてください。

フレーバーの説明と農園と直接つながる門川さんだからこそ書ける生産者の情報が記載されたカード
フレーバーの説明と農園と直接つながる門川さんだからこそ書ける生産者の情報が記載されたカード

また、コーヒーと一緒に楽しめるスイーツとして、京都市下京区にあるどら焼き専門店「Wrap(ラップ)」のカフェモカどら焼きも販売しています。コーヒーとどら焼きのペアリングもおすすめです。

デイリーにも観光でも使える!京都で出会える最高の1杯

毎日美味しく飲めるコーヒー
毎日美味しく飲めるコーヒー

COYOTEのコーヒーは、飲みやすく優しい甘さが特徴で、どんな人でも気軽に楽しめます。 学生の街でもある出町柳では、通勤・通学途中に立ち寄って、コーヒーを購入する人が多く、地元の人はもちろん、観光客の方にも人気のスポットです。 出町柳だけでなく、どの店舗もアクセスしやすい場所にあり、毎日のように利用する地元の人も、観光の途中で立ち寄る人も、それぞれのスタイルでコーヒーを楽しんでいます。

京都に来たら、COYOTEで素敵なひとときを過ごしてみませんか?

店舗情報

COYOTE Roastery
住所: 京都府京都市左京区田中下柳町3 東側
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
その他詳細は公式Instagram(外部リンク)をご確認ください。

WEBライター/カフェオタク

京都在住。コーヒースタンドが特に大好きなカフェオタク。京都だけではなく、全国の最新から穴場まで幅広く紹介します。「なんだかコーヒーが飲みたくなってきた。」そんな毎日をほんのちょっぴり素敵に変えるお手伝いができたら嬉しいです。

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