【日立市】五感で楽しむうのしまヴィラ『海音(Sea-ne)』絶品の和風あんかけオムライスを堪能
11月も目前に迫り、日の入りが本格的に早くなりましたね。季節の変わり目で体調を崩される方も多い時期だと思いますので、適度な休憩を取り入れつつ楽しく元気に秋を満喫したいですね。そんな秋を楽しむ場所として今回、うのしまヴィラのダイニングカフェ『海音(Sea-ne)』をご紹介します。
うのしまヴィラの場所は、もともと『鵜の島温泉旅館』という旅館がありましたが、東日本大震災の津波の被害に遭い、現在の『うのしまヴィラ』という宿に生まれ変わりました。うのしまヴィラから見える太田尻海岸は、プライベートビーチのような太平洋を贅沢に鑑賞できる景観となっており、『日本の小宿2018』10選のひとつにも選ばれました。
そんな景観が美しい『うのしまヴィラ』には、宿だけではなくダイニングカフェ『海音(Sea-ne)』や多目的な場所として貸し出ししている『ユズリハhouse』があります。ユズリハhouseでは先日10月26日にマルシェが開催されるなど、多くの人が集える場所となっています。
うのしまヴィラは、日立市東滑川町にある大型複合商業施設『SEA MARK SQUARE(シーマークスクエア)』と東滑川ヒカリモ公園の間を走る道路を北方面へ少し車を走らせると、右側に『うのしまヴィラ』の看板が見えてきますので、看板のところを右折し海岸へ向かう道を進むと上記の鵜の鳥の像が置かれた入り口が見えてきますよ。
店内はどこかのリゾート施設に来てしまったかのような、非日常的な空間が広がっています。落ち着きのあるソファ席では、お子様もゆったり座れ、ベビーカーがご一緒の場合でもゆったり座れるスペースが確保されています。
店内を奥に進むと窓側の席から海が見え、開放的な空間に時間が経つのを忘れてしまいそうになります。
お子様用の椅子もありますので、小さなお子様をお連れのご家族様でもゆったりお食事を楽しめます。
■海音(Sea-ne)のメニュー
メニューは全部で7種類あり、全てのメニューに季節のサラダと一口発酵スムージーが付いています。お好みで、ドリンクセットとデザートセットをつけることができます。1日限定10食(予約制)のsea-neランチは、人気メニューのため前日までのご予約が必要です。気になる方はぜひご予約の上お召し上がりくださいね。
■海音(Sea-ne)おすすめメニュー
〇和風あんかけオムライス 1,375円(税込)
海音で人気のランチ、和風あんかけオムライスです。ドレス巻きにされた卵に、きのこのあんがたっぷりとかけられています。
食前に飲む一口発酵スムージーは、甘酒をベースに季節の食材をつかったスムージーとなり、現在はブルーベリーやラズベリーを使ったベリー系のスムージーです。ブルーベリーの酸味と自然な甘さがとても美味しいです。
和風あんかけオムライスは、口に入れた瞬間、卵とあんのトロっとした滑らかさと卵に絡む甘酢あんが後を引いてすいすい食べてしまいます。中のご飯は、雑穀米に久慈浜で獲れたシラスにあおさ、大葉、ゴマなどをつかった和風ピラフとなっています。
シラスの程よい塩味と雑穀米の食感が食べ応えをプラスさせ、ふわっと香る大葉とゴマの香りが良いアクセントになってとても美味しいです。
海音で使われる食材は基本的に地元の食材、茨城県内の食材を心掛けており、サラダに使われる野菜は木の里農園さんの野菜を使用しているとのこと。
自家製ドレッシングは醬油や味噌などの原型と言われる『醬(ひしお)』という日本古来の発酵調味料をベースに、玉ねぎなどのもろみ野菜をあわせて作られた奥深い味わいのドレッシングです。大切な酵母菌を守るため継ぎ足し継ぎ足し作られているそうですよ。
添えられたポテトサラダにはマスタードが入りこちらも美味しかったです。
〇デザートセット 550円(税込)
デザートには、滑らかプリン・黒糖シフォンケーキ飲み物には紅茶を選びました。
プリンは素朴な甘さで口に入れるととろけてしまうような舌触りに頬が落ちそうです。キャラメルの香ばしさとほろ苦さが加わることで、プリンの甘さと滑らかさが際立ちとても美味しいです。
シフォンケーキは、黒糖の味わい深い甘さと香りがありますので、食べた後の余韻も楽しめます。生クリームは甘さ控えめですので、黒糖の甘さを楽しみつつ、生クリームのコクがプラスされたシフォンケーキを最後までお楽しみください。
紅茶はケニアティーという紅茶で、ほんのり甘い香りとマイルドな渋みが美味しい紅茶です。
■海音(Sea-ne)のこだわり
海音さんのお料理は、地元の食材や茨城県内の食材を使うことにこだわり、日本古来より食べられてきた発酵調味料の『醬(ひしお)』活かした身体に優しい料理であることを心掛けているそうです。
お食事以外にも海音さんで過ごすひと時は、この場所でないと味わえない瞬間の連続が存在しています。店内に流れる優雅なクラシックを聴きながら、美味しい食事に舌鼓し、お連れの方と話に華を咲かせ、時には海を眺めて心休まる、そんな贅沢なひと時を過ごすことができる空間造りになっています。
その時の瞬間を切り取りたくなるような素晴らしい瞬間に出会える海音さんは、『鵜の島温泉旅館』の時代からのおもてなしやこだわりがしっかりと受け継がれ、訪れた方の視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感が優しく刺激されるよう細やかなサービスを心がけているからこそ、私たちは非日常を味わうことができるのです。
訪れた人が気兼ねなく、気持ち良く過ごせるのも、他の人には目にも止まらないような小さな部分にも、丁寧かつ細やかなサービスを施されているから生まれる特別な空間なのだと改めて感じました。
窓ガラスに貼られた12の波と海鵜には意味があり、1つの波を一月に例え、左から10番目の波に海鵜がいるのは、海鵜の活動が活発になる時期が10月であることから、10番目の波に留まっているのだとか。
細やかなサービスが行き届く中に、小さな遊び心を忘れないのも、海音さんが愛され続ける秘密なのかもしれませんね。
太平洋を一望できるうのしまヴィラ海音(Sea-ne)で、大切な方とのお食事会、ご家族や親戚、ご友人や恋人など、美味しいお食事に舌鼓を打ちながら、特別なひと時を過ごしに訪れてみませんか。
(今回取材で提供いただいたお食事とデザートセットはサービスいただきました。海音での素晴らしい一時を体験させていただき誠にありがとうございました。)
うのしまヴィラ 海音(Sea-ne)
■住所:茨城県日立市東滑川町5丁目10-1
■営業時間:11時30分~15時(ランチL.O.13時30分)
【カフェタイム】13時30分~15時(L.O.14時30分)
■定休日:火・水曜日
■お問い合わせ:0294-42-4404
■駐車場:有(無料)
■ホームページ:うのしまヴィラ