ルフロン広場でインクルーシブ音楽ライブ「いろいろねいろJAM」誰もが音楽家になれる!【川崎市川崎区】
こんばんは!
武蔵小杉を中心に、川崎市内のトレンド&カルチャー情報をほぼ毎日更新しています、俳優のAshです。いつか酒場放浪記のプロデューサーに見つかって、琵琶を弾き歌いながら酒場をめぐる番組に出演するのが夢!(笑)
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さて、今日は本業に近いところで、私がここのところ取り組んでいる「インクルーシブ」な取り組みの話です。
インクルーシブ音楽
みなさまは、「インクルーシブ音楽」と聴いてなんらかのイメージがつきますか?
そもそも音楽は特殊な技能を持った人しか奏でることができない、と思っている方も多いと思います。 もちろん、楽器の演奏はそれぞれに訓練が必要なので、それなりに訓練を積まないと上手くは演奏ができません。
けれども、そういう訓練を積んだ音楽家の助けによって、誰もが音楽を奏でられるようになり、演奏を楽しめる、というのが本日、ルフロン広場前で行われるイベント「いろいろねいろJAM」の趣旨です。
このために、英国からインクルーシブ音楽の実践家・ベン・セラーズさんが来日して、6人の音楽家に、事前にファシリテーションのWSをしてくれました。
そして、本番前日の14日に、本番で一緒に演奏をする一般参加者を迎えて、音楽作りをしました。
6人の参加ミュージシャンは、クラシック界で長い経験を積んだ人から、音楽大学を卒業したばかりの若手まで、さまざまですが、みなさん、フラットな目線で参加者と触れ合っていて、会場にはとてもいい空気が流れていました。
ベンさんは、あくまで参加者が楽しむことが第一義としながら、音楽としてのクオリティを上げる努力も決して諦めず、曲の仕上がりはかなり良いです!
以前に私の記事でご紹介させていただいた、そらとわすくーるの視線入力アーティスト・そうまさんも参加して、視線入力で音楽を奏でてくれます。
バラエティにとんだ参加者が奏でる音楽のグルーブは、心の底に眠っている何かを揺り動かしてくれるような、力強いパワーがありました。
ジャズは橋をかける
このコンサートは、昨年も「かわさきジャズ」の一環で同じルフロン広場で開催されました。昨年は1日でワークショップをして、その午後に本番というスケジュールでしたが、今年は前日にワークショップをすることで、昨年よりも集中して音楽づくりができたようです。
インクルーシブな音楽に興味のある方はぜひ聴きに来てくださいね!(私も実は、本番のMCを担当しており、会場におりますので、記事を見たよ、と声をかけてくれると大変うれしいです♪)
セットリストの中には、皆さん聞き覚えのある音楽もたくさんあります。即席のバンドでこんなふうにセッションができるんだ! と目から鱗の体験ができること、間違いなしです。音楽の力、ジャズの受容性、本当にすばらしいなあ。
天気が少し心配ですが、万一雨が残ったとしても、ルフロン広場には屋根がありますし、参加者みんなのパワーと熱気で、心は晴々、楽しい時間になることでしょう。
インクルーシブ音楽について、ベンさんの活動について、もっと知りたいという方は、かわさきジャズ制作の動画や、インタビュー記事がとても参考になるので、ぜひ目を通してみてください。
社会は変えられる―障害者の音楽アクセス向上に取り組むファシリテーター ベン・セラーズさんに聞く
また、かわさきジャズの今後の予定を知りたい方は、ぜひかわジャズの公式サイトでチェックしてみてくださいね。
それでは! 本日もナイスジャムセッション! あなたにとって素敵な出会いのある1日になりますように!!
いろいろねいろJAM
開催日:2023年10月15日(日)
開催時間:12時〜13時
開催場所:ルフロン広場(川崎市日進町1-11)
公式サイト:いろいろねいろJAM