【大阪市・梅田】ブームのフィナンシェを日本一売る名門が10月1日から味わいを大幅モデルチェンジ!
ジワジワと注目を集めるフィナンシェ!
コロナ禍で焼き菓子の評価が高まったことから、注目を集めはじめたのがフィナンシェ。ある程度日持ちがして、個包装というだけじゃなく、味わいのよさが再評価され、大阪や京都に、これまでなかった専門店ができるほどの人気になっています。
そんなフィナンシェを関西でメジャーにしたのが、アンリ・シャルパンティエ(HENRI CHARPENTIER)。兵庫県芦屋市で1969年に創業した洋菓子店ですが、店舗数が国内96店、海外6店と、いまや全国の百貨店にも店を構える洋菓子ブランドです。
ギネスブックが世界一に認定したことも!
関西での知名度は高く、アンリ・シャルパンティエの名前を覚えていなくてもフィナンシェ口にしたことがない大阪人や兵庫県人はいないんじゃないかと思われるほど、何十年も前から手土産の定番となっています。日本一フィナンシェを販売する(2021年イプソス調べ)ことはもちろん、「最新年度で最も売れしているフィナンシェ」として、ギネス世界記録に認定されたこともあるほど。
48年前にフィナンシェを発売!
アンリ・シャルパンティエがフィナンシェを発売したのが1975年。以来、看板メニューのひとつとして人気になり、関西の定番手土産となったフィナンシェが、この2023年10月1日に大モデルチェンジをするということでその発表会に参加しました。
今回のリニューアルを任されたのは鈴鹿成年シェフ。1月21日にフランスリヨンで開催された「第18回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で世界第1位に輝いた日本チームのリーダーを務めた腕利き。
ブームで注目を集めるフィナンシェをレベルアップ!
今回は、世界最高峰の洋菓子大会とも評されるチームを牽引したスーパーパティシエが実際に目の前でフィナンシェを作りながら、リニューアルポイントを説明するというイベント形式の発表会。
「フィナンシェ自体は、すごくシンプルな作り方のもので、使用される食材もかなり少ないんです」と話す鈴鹿シェフ。そのため、北海道根室・釧路地域の生乳を使った発酵バターなど、これまでも食材にこだわってきたそうです。そんんななか、これまでと大きく変わったのがアーモンド。
甘味と香ばしさが特徴のアーモンドを低温輸送!
アーモンドは通常、収穫直後にパウダー加工して出荷されますが、酸化が早いというのが欠点。アンリ・シャルパンティエでは、20年前からホールのままアーモンドを輸入。生地に混ぜ込む直前に自社で挽き、芳醇な香りを引き出す工夫をしていたそうですが、風味を生かすためにさらに進化。
温度管理せずに船便で運ばれるのがスタンダードなアーモンドをワインのような低温で輸送。摂氏8度に保たれたコンテナで、カリフォルニアから届くシステムを確立したそうです。
このアーモンドも香ばしさが魅力のフリッツ種とジューシーな甘味が特徴のマルコナ種という2種のアーモンドをブレンドして使用。生産地での風味の良さを極力感じられるようになっています。
バターとアーモンドの風味が生かされた味わい!
素材に思い入れが強いフィナンシェのトップランナーですが、製造法にもこだわりが。それが、生産ロット。世界一や日本一と言われる販売量なので、大量生産されていると思いきや、一回ごとの焼く工程などは、工場ながら極力小ロットで焼いているそうです。
素材や製造法を追求し続けたフィナンシェはコンパクトななかに、バターやアーモンドの風味が凝集された、贅沢で上品な味わい。
また、今回体験した焼きたては、外のカリッと中のフワッという食感がより強調された、食べる手が止まらなくなる、いくつも食べたくなるやみつき感のある食べ心地のよさ。
10月4日~10日大阪髙島屋、10月25日~31日阪急梅田本店で焼きたてを催事販売!
実はこの焼きたてを食べる焼きたてをフィナンシェを味わえる催事を全国11ヵ所のひゃかで開催。大阪市内では、10月4日~10日大阪髙島屋、10月25日~31日阪急梅田本店で開催されています。
焼きたては1個226円で販売。パワーアップした、フィナンシェの焼きたては格別なので、チャンスがあれば体験してください。
アンリ・シャルパンティエ 梅田阪急店
住所/大阪市北区角田町8−7 阪急うめだ本店 B1
電話/ 06-6313-7679
営業時間/10:00 ~ 20:00
休日/阪急うめだ本店に準じる
交通/阪急大阪梅田から徒歩約2分