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【オランダで入院】涙あり笑いありの病院生活35話「入院先へは有料の救急車利用」

樫山ひか漫画家/イラストレーター

オランダ在住のひかさん夫婦。2023年2月に日本へ一時帰国しました。帰国数日後、疲労と一週間後の婦人科の手術のせいか、身体の不調が大きくなりました。

1話

肺に膿が溜まってるということで、救急外来で『胸腔ドレーン』処置を受けたひかさん。

入院先はここではないので移動することになりそれは救急車でした。

オランダでは救急車は基本有料です。加入が義務付けられている民間の健康保険によって、この救急車は保険適用外になるケースもあります。それなのでよっぽどではないと国民も救急車を呼びません。

またひかさん達は病院側が用意した流れに任せていますが、自己責任の国オランダでは”もし救急車を利用することが問題なら自分から拒否しないといけません”

手配が病院側がしてくれたからと思って利用すると、後日大きな請求が保険会社から届きビックリさせられます(救急車利用はだいたい10万円ほどです)

その為交通事故でも、「通行人が救急車を呼んで怪我人本人は断る」なんてケースも。

自分が加入している免責事項をしっかり確認して、保険適用のものを普段から理解しておかなければいけませんね。

そんなオランダの健康保険には「歯科」や「理学療法士」も含まれてなく、日本と違って何十社とある保険会社から自身で選んで加入しなければなりません。

月々の保険料が安いと、こういった大きな治療が必要になった時、その都度保険会社に連絡して保険適用なのか確認しなければいけないのは大変ですよね。

↓次回の話↓(続きが上がったらリンクが貼られます)

36話

漫画家/イラストレーター

オランダ在住のエッセイ漫画家。日本人夫婦目線によるオランダでの日常生活や海外で出会ったネタなどをクスっと笑える漫画で紹介。ライブドア公式ブロガー。ブログ、Twitter、インスタで毎日漫画を更新中!

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