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買い占めなくてもいい!災害時でもすぐ作れる簡単満足サラダ

越野美樹調理師・やさい料理家

地震や台風などの災害が続いていますね。被害を受けられた方には、心からお見舞い申し上げます。

米や水と共に、防災用食品などの買い占めがニュースとなっています。わざわざ防災のために食品を買わなくても、食品の備蓄はできますよ。

今回は、普段使う食品を備蓄し、常に新しいものに買い換える、ローリングストックのくりまわし術をご紹介します。

食品備蓄のコツ

わざわざ防災用の食品を買わずに、食品を備蓄するコツは、3つあります。

・普段からよく使うものを、使った分だけ買い足す

普段使わない防災用食品や食べ慣れない食品を保存しておくと、うっかり賞味期限が切れることも。
自分や家族が普段食べ慣れているものをストックし、食べたらすぐに買い足しましょう。


・常温で保存できるものをストックする

震災時、停電すると冷蔵庫が使えなくなります。常温で保存できるものをストックしましょう。
缶詰やカップ麺、レトルト食品などのほか、長期保存できる野菜や普段使っている乾物、湯戻しできる麺なども備えておくと安心です。


・すぐに食べられるおやつもストック

震災時には、甘いお菓子やドライフルーツ、ナッツなどの間食をとると、心も満たされます。

工夫次第で、普段の食材を使って、簡単に震災に備えられますよ。今回は、缶詰や乾物を使って包丁も火を使わずに作る、簡単料理をご紹介します。

切り干し大根のツナコーンサラダ

【材料】2人分
ツナオイル缶 1缶(40g)
コーン缶 30g
切り干し大根 5g
マヨネーズ 大さじ2

【作り方】

1.切り干し大根はさっと洗ってザルにあげておく。

2.食品用ビニール袋にツナオイル缶(汁ごと)、コーン缶、1を入れてよく混ぜる。

3.10分以上おき、マヨネーズを入れて混ぜる。

長期保存できる食品に慣れる

震災時には配給品もあるかもしれませんが、バリエーションが少なく、栄養の不足も心配です。

普段から缶詰や長期保存できる食品を使った料理に慣れておくと、震災時にも応用がききます。

ぜひ、いつも使っている食品がなくなったらすぐに購入して、備蓄品をそろえて、慣れ親しんでおきましょう。

※個人の経験、見解を含みます。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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調理師・やさい料理家

惣菜店を約20年経営した調理師で、食品衛生にも詳しい。現在は講談社コクリコなど複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆している。これまで生み出したレシピは800を超える。旬野菜のおいしさを生かした大量消費レシピが得意。お弁当歴14年。編集プロダクション・出版社で編集経験あり。中山間地の田舎で、SDGsな暮らしを実践。ゆる無添加・オーガニック。 執筆等のご依頼はInstagramのDMまでお願いします。

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