【香芝市】思い出を残して次世代へ。まちの”記憶”を言葉にして残しませんか。かしばアーカイブの紹介
早いもので香芝市もこの10月で市制33年。
そして、香芝市民図書館も2022年に開館30年を迎えました。
「節目の年に図書館としてできることはないか」と、過去や現在、香芝市にゆかりのある人たちの記憶に残る思い出を記録・保存する取り組みとして「かしばアーカイブ」を始められました。
かしばアーカイブとは
香芝市に関する皆の「記憶」を記録し保存した、いわば電子資料です。
集められた記録は市民で共有できるよう、市民図書館で整理し保存します。
アーカイブには中学校区別に区分され、アクセスした方が見たいと思う地区の記録が探しやすく整理されています。
アーカイブはかしば電子図書館に保管されていますが、電子図書館の利用者登録なしでも閲覧可能です。
心に残る思い出を教えてください
市民図書館では、このアーカイブに保存する思い出を募集しています。
「かしばアーカイブ」募集要綱
受付:随時
応募をお願いしたい人:
香芝市在住の方、過去に在住していた方、香芝市出身の方、近隣市町の方、通勤や通学されていた方等、香芝市にご縁のある方どなたでも。
応募方法:以下のいずれかの方法でお願いします。
上記のリンクから利用規約に同意後、必要事項を入力して応募。
2)所定の応募用紙に記入の上、図書館カウンターの回収箱またはブックポストに投函。
※ブックポストへ投函される場合は、応募用紙を二つ折して糊付けの上、封筒等に入れてから投函してください
3)所定の応募用紙に記入の上、郵送やFAXでの送付。
どんな思い出を応募すればいいの?
たとえば
団地の真ん中に、広い空き地があり、そこで、子どもたちが野球をしたり、自治会主催の盆踊り大会が開催されたりした。
(昭和50年代頃、東良福寺団地)
という感じの記録を募集しています。
アーカイブにはもう数件の記憶が保存されています。実際に応募があったものを見てみるのがわかりやすいかもしれませんね。
整理されたアーカイブには、参考資料の案内も掲載されているので、当時の写真などを見たい方は図書館で資料を見ることもできます。
「私は最近香芝に来ただけだから…」
「何年か住んでいるけど、近所のチェーン店が変わったぐらいしか特に覚えていることってないわー」
という人もいるかもしれません。
私も気づけば20年、香芝市に住んでいますが、近所のチェーン店が変わったか、子どもを通じての運動会などの思い出ぐらいしか話せることがないかも・・・と思っていました。
市民図書館の方に聞いてみると、ささいなことでもいいそうです。
たくさんの思い出が集まれば、いくつもの思い出が重なった時にアーカイブを見た方の脳裏に鮮明な記憶としてよみがえることもあるかもしれません。
私事ですが、この春に長男が社会人となり、他県に旅立ちました。
いずれは次男も娘も旅立つかもしれません。この子たちがふと、香芝を懐かしがった時に、我が家の記憶に加えて、アーカイブに残った多くの人たちの記憶の引き出しからもいろいろ思い出してもらえたらいいなぁと思います。
ぜひ「かしばアーカイブ」にみなさんの思い出を集めてみましょう。
留意点など詳細は、かしばアーカイブ〜このまちの「思い出」のこし〜をご覧ください。
※応募いただいた思い出の公開や利用についての判断は市民図書館に一任となります。
かしば電子図書館「かしばアーカイブ」
>>アーカイブ
>>香芝市民図書館の公式サイト
問い合わせ先:香芝市民図書館
所在地:〒639-0243 香芝市藤山1丁目17-17 ふたかみ文化センター3階
電話番号:0745-77-1600
FAX:.0745-77-1998
開館時間:9:30~17:00(金・土は19:00まで)
休館日:図書館カレンダーを参照