【怒りで心をすり減らさない3つのコツ】人間関係をこじらせて後悔しないように…
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こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、怒りで心をすり減らさない3つのコツをご紹介します。思わずカッとなって、ケンカに発展。人間関係をこじらせて後悔…。そんな経験は、何度もしたくないですよね。身に覚えのあるあなたは、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
1.カッとなったら逃げるが勝ち
怒りで心をすり減らさないコツの一つ目は、カッとなったら逃げるが勝ちです。
あなたは、誰かの何気ない一言にカッとなって、ひどい言葉を浴びせてしまったことがありますか?私は…あります。あとで「いわなきゃよかった」と、何度後悔したことか…。
怒りの感情に任せて言葉を発すると、自分の頭の中の怒りが、さらにエスカレートします。そうなると、最初の理由はどうあれ、「そんな言い方はないだろう」と、相手も怒りをあらわにするでしょう。もう引っ込みがつかず、お互いイヤな気持ちになるのは、目に見えていますよね。
相手が近くにいると、冷静になるのは難しいと思います。ならば、その場を立ち去りましょう。「逃げ」だと思われたってかまいません。つまらないケンカをこじらせずにすむのなら、お互い助かるのですから。それこそ「逃げるが勝ち」ですよね。
2.イラっとしたら間をかせぐ
怒りで心をすり減らさないコツの二つ目は、イラっとしたら間をかせぐことです。
禅には、「怒りを頭に上げずに、お腹に収めておきなさい」という教えがあるそうです。たしかに、日本語では「怒りでカッとなること」を、「頭に来る」と言いますね。
どうやら怒りを頭に上げなければ、気持ちを静めて心を落ち着かせることができそうです。そのためには、間を稼ぐことがポイントになります。
イラっとしたら、まず深呼吸して、心を落ち着かせる言葉を3回唱えましょう。「気長に、気長に、気長に」でもいいですし、私の場合は「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と唱えます。
アンガーマネジメントでも、イラっとしたときに6秒待って、気持ちを落ち着かせる方法があります。
イラっとしたら間をかせぐことを習慣にすれば、怒りっぽさを克服できるでしょう。つまらないトラブルをなくせたら、心をすり減らす必要もなくなりそうです。
3.言葉のトゲで疲れに気づく
怒りで心をすり減らさないコツの三つ目は、言葉のトゲで疲れに気づくことです。
私たちは、寝不足で疲れていたり、お腹が空いたりしていると、怒りっぽくなります。心と体はひとつ。どちらかが調子を崩せば、もう一方も具合が悪くなってしまうものです。
ちょっとしたことにイライラする、家族にかける言葉にトゲがある、といったことに気がついたら、心だけではなく、体にも変調があるかもしれません。自分の潜在意識が「疲れていないか、悪いところはないか、チェックしたほうがいいよ」と教えてくれているのだと考えてみてはいかがでしょうか?
体の声に耳を澄ませて、上手に管理することが、怒りっぽさやイライラをコントロールすることにもつながるのです。心も体も健やかに、心地よく暮らしたいものですね。
まとめ
怒りで心をすり減らさないコツは、「カッとなったら逃げるが勝ち」「イラっとしたら間をかせぐ」「言葉のトゲで疲れに気づく」の3つでした。あなたの大切な人間関係のために、少しでも役立ったら幸いです。
私はこのことを、枡野俊明(ますの・しゅんみょう)さんの著書「上手な心の守り方」を読んで学びました。今回ご紹介した他にも、心をこじらせないヒントが満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます
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【参考文献】
「上手な心の守り方」
枡野俊明・著 三笠書房
この本に出会えたこと、感謝しています