富士宮市中央町に位置する、『中央公園』。

県道76号線からフラワー通り沿いまでかなり広い敷地には、遊具などはありませんが広々とした園内はレンガで作られている場所もあり、雰囲気が良いです。

市街にありながら、大きな木が植樹されているので、森の中にいるような優しい木陰になったベンチで一休み。
学生の頃はここで待ち合わせをしたり、迎えに来てくれる親の車を待っていたりと、いろんなシーンで利用していました。

携帯が普及していなかった時代、好きな人ができると呼び出して告白する。というのが普通だった私の学生時代では、違う学校に通う意中の人と中央公園で待ち合わせする友達も多かったです。そして、そのほとんどが成功する！ということで、『告白するなら中央公園』なんて願をかける友達もいました(笑)

フラワー通り沿いには消防団第一方面隊第一分団があります。

また県道76号線を越して、珈琲館さんの横の道を40ｍほど歩くと、市指定文化財で天然記念物のカヤの木が見られます。

このカヤの木は江戸時代の初め頃に植樹されたと言われ、高さは14.2メートルと看板に表記されていますが、平成元年に立てられた看板なので現在はさらに大きくなっています。

子供の頃、祖母に連れられて良く歩いた道ですが、通る度に街にこんな大きな木があるのが不思議で仕方ありませんでした。

広くて綺麗な公園なので、駐車場さえ確保できれば、イベントなどを行う場所としても活用できそうな『中央公園』。

今回は歩いて市内散策をした疲れを癒す場として、久し振りに訪れてみました。