川崎市平和館で「国策紙芝居」の展示 週末は紙芝居の実演も【川崎市中原区】
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さて、先日ひさしぶりにこちらの施設に行く機会がありました。
川崎市平和館
綱島街道沿い、元住吉駅と武蔵小杉のちょうど中間ほどに位置する川崎市平和館です。
平和に関する常設展示が非常に意義深い、こちらの施設には大きなホールもあり、今月行われる「街ナカアート2024」の会場にもなるので、下見に行ってきたのです。
舞台面が小さいギリシャ型半円形劇場。
高校生の演劇部の子もこちらを使いたいということで見学をしていました。ぜひ、地域の劇場を活用して表現の場を広げて欲しいですね。
国策紙芝居展
その同じフロアで、1月7日から行われているのがこちら「国策紙芝居展」です。
サブタイトルの「戦争へいざなう言葉と物語」にあるように、かつての大戦時、国が戦争へと社会を駆り立てる、その一翼を担った紙芝居がありました。
それらを今距離を置いて眺めてみることは、同じ過ちを繰り返さないためにもとても大切なことですね。
「フクチャン」
日本のまんが文化の原点とも言われる、「フクチャン」も国策紙芝居になりました。国民的人気のあったキャラクターなのだそう。
「風呂屋の大ちゃん」
こちらもまた、わかりやすく子どもたちが戦争に協力しようとしている姿が描かれている紙芝居です。展示では内容もわかるようになっているので、ぜひ直接見て欲しいです。
「国民精神総動員」をうたう政府広告
この時代は、紙芝居が子どもたちに大変人気があるメディアだったこともわかります。だからこそ、利用されることになったのですね。
紙芝居の実演もある
今週土曜日には、市内で紙芝居の活動をしている会の協力を得て、国策紙芝居の実演もあるそうです。
さきほどチェックしたところ、まだ受付中のようですので、気になる方はぜひお申し込みして行ってみてください。
街ナカアートのプロデューサーによると、この平和館周辺にある彫刻は非常に価値の高いものだそうです。
展示の内容は常に重た目ではありますが、施設としてのあり方も非常に高い水準にある平和館ですので、お散歩のついでや、休日の思索のおともに、ぜひ活用していただければと思います。
国策紙芝居展
会期:令和6年1月7日(日)〜2月12日(月)
休館日:月曜日(ただし2月12日は開館)
場所:川崎市平和館(川崎市中原区木月住吉町33-1)
アクセス:東急東横線元住吉駅より徒歩9分、武蔵小杉駅より徒歩11分