【戸田市・蕨市】豪雨に備えて、「土のうステーション」の場所を確認しておきましょう!
近くにある「土のうステーション」の場所をチェック!
2024年8月16日に関東地方に接近した台風7号(アンピル)。
事前に暴風雨の予報がでていたことから、戸田市・蕨市のお店では、臨時休業をするお店が多数ありました。
夏から秋にかけて日本列島を襲う台風。
そして予想を大きく上回る降水量を記録するゲリラ豪雨。
これらは今後も必ずやってきます。
豪雨による冠水の被害を最小限に抑えるためには、水の侵入口に「土のう」を積み上げることが有効です。
「土のう」とは、土や砂が入った袋です。
簡単に設置できる上、建物の形状にも対応できるので便利。自宅など建物の入り口に置くことで、水の侵入を防ぐことができるので、台風や豪雨、洪水被害への対策として効果的です。
戸田市・蕨市では、それぞれ市内各所に「土のうステーション」を設置しています。
いつやってくるかわからない万が一に備えて、自宅近くの「土のうステーション」の場所を把握しておくようにしましょう。
戸田市は、市内23カ所に設置
2024年8月現在、戸田市内には23カ所に「土のうステーション」が設置されています。
目印は、「緊急用土のうステーション」と書かれた青いシート。中には、1個あたり約10kgの「土のう」が入っています。
「土のう」の数に限りがある為、少しでも多くの方に行き渡るように1団体(世帯、事業者)あたり最大10袋までの持ち出しがルールです。
また、使用できなくなった「土のう」については、11月下旬から1月下旬まで設置される「回収ボックス」にて返却ができます。
蕨市は市内12カ所に設置
2024年8月現在、蕨市内には12カ所に「土のうステーション」が設置されています。
目印は、「蕨市 土のうステーション(緊急用土のう置き場)」と書かれた緑のシート。中には、1個あたり5kgと10kgの「土のう」が入っています。
こちらも数に限りがある為、少しでも多くの方に行き渡るように各自が必要最低限の数を持ち出すようにしましょう。
「富士見公園駐車場」にある「土のう」は、その他の「土のうステーション」とは異なり、自由に持ち出すことができません。必要な場合は、事前に道路公園課への連絡が必要となりますのでご注意ください。
また、蕨市の「土のうステーション」から持ち出した「土のう」は、原則として持ち出した方がその後も保管します。不要になった際にはご自身で処分します。
意外と知らない「土のう」について
戸田市・蕨市の共通ルールとして、持ち出した「土のう」を返却する義務はありません。今後も起こりえる水害に備え、持ち出した方は自宅にて保管しましょう。
「土のう」は水に濡れると固まってしまいますが、固まる前に形を整えて乾燥させることで繰り返し使えます。
一方で、濡れて不整形のまま固まってしまうと、本来の役目を果たせなくなってしまう場合があるので注意しましょう。
また、「土のうステーション」を開けて必要分を持ち出した後は、残った「土のう」が雨に濡れないようにカバーがしっかりかかっている元の状態に戻してから離れましょう。
「土のうステーション」の場所を確認しておこう!
万が一に備え、事前に防災の準備をしておくことは重要です。
台風やゲリラ豪雨など、大雨によっていつ自分が被害を被るかわかりません。
自宅近くの「土のうステーション」の場所はもちろん、「戸田市内水(浸水)ハザードマップ」や「蕨市洪水ハザードマップ」も確認しておくとよいでしょう。
【「土のうステーション」設置場所情報】
戸田市情報ポータル「土のうステーションの設置」
蕨市公式ウェブサイト「土のうステーション(緊急用土のう置場)について」