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米債は買い殺到&予行演習etc=気候変動と謎の万能感

窪園博俊時事通信社 解説委員
気候変動への対処に熱心な欧州中央銀行のラガルド総裁。(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

(第559号・2021年6月14日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「米債は買い殺到」

              「予行演習」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「気候変動と謎の万能感」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<買い殺到の米債>

 先週発表された5月の米消費者物価(CPI)は予想以上の伸びだったものの、米長期金利は瞬間的に上がっただけで、すぐに低下した。債券相場的には、売られた場面は押し目買いが殺到した格好であり、とりあえず目先のインフレ懸念はすっかり見透かされたと言えそうだ。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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