墨田区が大好き。日夜、墨田区のお得情報や美味しいお店情報を求めて、区内を自転車で彷徨う地域ニュースサイト号外NETライターのしもべです。

先月、小梅通りに「ブッサバータイレストラン」がOPENしました。鶏味噌焼の「かしわや」さんの建物のお二階になります。

建物の脇から階段へ二階へ。

インスタグラムで見た通り、映える店内！タイ料理店、というより、女子ウケしそうなカフェのようです。

ランチメニューを見てみましょう。

人気のガパオ、カオマンガイ、グリーンカレー、パッタイはもちろんのこと、なかなか食べられるお店が少ないカオソーイやスキナーム、そして世界で一番おいしい料理に選出されたこともあるマッサマンカレーあります。

どれも魅力的なものばかりですが、あまり他では見ない「スキナムタレーセット」を注文してみました。タイの鍋料理「タイスキ」を一人で楽しめるメニューです。

シーフードや野菜を卵とじにした春雨ヌードルで、酸っぱ辛のタイスキスープ。見た目は真っ赤ですが、ピリ辛程度なのでご安心を。

タレーとはタイ語でシーフードの事。プリプリの海老やイカも美味しくて野菜もたっぷり摂れました。

このスープと白いご飯がまた合うんです！　ご飯も香り高いジャスミンライスで最高です。

思わずシェフは今までどちらのお店にいたのですか？　と聞いてしまう位のレベルの高さ。
墨田区内のタイ料理店はほぼ制覇、現地タイでは辺鄙なところまで行き、色々なタイ料理を求めて旅してきた筆者ですが、これはかなり期待できる？　と思いました。

そしてその後の週末、すぐに家族を連れてディナータイムにまた行ってみました。

今度は4人で色々と注文。前菜はヤムアボカド（アボカド海老サラダ）を。程よく熟れたアボカドとピリ辛の味付けが良く合います。

こちらは、ソムタム・プーパラー。有名なソムタム・タイは、比較的どこのタイ料理店にも置いてあるかと思いますが、ソムタム・プーパラーはマニアック過ぎてあまり見かけません。「パラー」と呼ばれるくさやのような調味料を使っていて、この美味しさに目覚めてしまうとかなりクセになります。プーは、タイ語で蟹のこと。塩漬けした沢蟹がまた、いい旨味を出しています。

レモングラスの手羽先揚げにのっているのはネギ？と思いきや、これがレモングラス。とても香ばしくクセになってしまいそうな味わいでした。

そして、ソフトシェル蟹のにんにく炒め。脱皮したばかりの蟹を殻ごと揚げてあります。にんにくの風味がしっかりと感じられてついついビールが進んでしまう味です。

見事な野菜のカービングが添えられていました。シェフのおもてなしの心が伝わってきますね。もちろん、食べられるんですよ！

豚ばらのカリカリ揚げ。

貝のタイ風お好み焼き（オースワン）

こちなかなか食べられるお店が少ない発酵ソーセージ「ネーム」が入ったチャーハン。このネームが絶品なんです！　

お料理は、どれもこれも美味しくて、家族にも大好評でした。

食後には、美肌効果があるというバタフライピーのお茶で〆めました。

レモン果汁を入れると青いお茶が紫色に・・・。

他のテーブルのお客様の会話に聞き耳を立てていると、カオマンガイもとても美味しいとのこと。この日はもうお腹いっぱいで食べられなかったので、次回是非食べてみようと思っています。

いつもはタイ料理を錦糸町で食べている、という方もわざわざ曳舟に行く価値のあるお店だと思いました！　コロナ禍で、以前のように気軽にいけなくなってしまったタイ王国ですが、タイ人スタッフのお兄さんの接客も素敵で、曳舟でタイ気分を味わう事が出来ました。

ちなみに、お店は向島税務署からもすぐ近く。この時期は、確定申告のついでにもいいかもしれませんね。

【店舗情報】
ブッサバータイレストラン
東京都墨田区東向島２丁目１１−２１ ２F
03-6783-9697
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