空間クリエイター兼ライターの海のとなりです。2021年の秋のお彼岸は9月20日（月・祝）に 彼岸入り、9月26日（日） 彼岸明けの7日間です。今日は地元の美味しいおはぎをご紹介します。

京急久里浜駅から徒歩3分、和菓子 たからやがあります。久里浜に約60年くらい続く老舗です。

ショーケースには店内で調理された出来立て、作りたての和菓子、おにぎり、巻物が数多くが並んでいます。開店から30分後くらいに訪問したのに、既に売り切れている商品もありました。

みたらし団子、あん団子90円（税込）、かっぱ巻き、かんぴょう巻きは50円（税込）、おにぎりは120円（税込）とリーズナブルなお値段です。

お茶請けにぴったりの和菓子もあります。お祝い用の赤飯も注文可能です。

おはぎ、両方買ってみました。

おはぎはつぶあん、こしあんの2種類あります。どちらを買おうか迷っていると、店員さんが「両方美味しいよ。うちのは甘さ控えめだよ。」と声をかけてくれました。おはぎ（つぶ、こし）と気になったいなりずし、草餅も一緒に購入しました。

右　おはぎつぶ160円（税込）　左　おはぎこし　160円（税込）

いなりずし　1個90円（税込）

草餅　160円（税込）

おはぎつぶ

おはぎこし

たからやさんのおはぎは丸くて少し小ぶりです。皮まで柔らかく煮てある小豆は粒が残っており、口の中に入れると小豆本来の風味が広がります。もち米は「半つき」ではなく粒がしっかり残っており、柔らかくてふわふわです。

見るからに滑らかなこしあんがたっぷりもち米を包んでいます。口の中に入れるとこしあんと柔らかいもち米がすうっと口の中で溶けていきました。甘さは控えめですっきりとしており、餡の風味と旨味を感じます。

いなりずし

具なしのシンプルないなりずしです。酢飯は酸味が控えめで、一口噛むと油揚げの甘い出汁がご飯と合わさり、絶妙な美味しさです。

草餅

透明フィルムでパッキングされています。お餅がとても柔らかいので、形崩れや手につく心配もありません。ユニークな形の草餅です。触るとぷにぷにしています。

鮮やかな草餅の中には粒あんがたっぷり入っていました。伸びがよくなめらかな、お餅の食感、つぶあんの甘さ、ほのかなよもぎの香りが絶妙です。

いつも食べたい味

小ぶりで甘さ控えめのおはぎ、美味しくて2つとも一度に食べてしまいました。巻物やおにぎりの種類も豊富です。初夏には季節限定でいちご大福も販売するそうなので、ぜひチェックしたいと思います。

たからやさんのおにぎりを最初に食べた時、子供の頃、遠足のお弁当に入れてくれた母の味を思い出しました。自宅用以外にも出勤時に立ち寄りランチ用に購入されるお客様も多いそうです。お昼過ぎには売り切れになる商品が出てくるほど大人気のお店です。たからやさんの手作り出来立ての美味しさを味わってみて下さい。

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