【京都市東山区】カレーライスとは次元が違う!行列ができる老舗大衆食堂の名物『皿盛』
京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。歴史の長い京都では創業100年以上の老舗と呼ばれるお店がたくさんあります。中には千年以上続いていると言われているお店もあるくらいですから驚きです。京都の老舗と呼ばれるお店は格式が高く、一見さんお断りだったりと敷居も高いお店が多いようなイメージがあります。今回はそんなイメージとは異なる老舗の大衆食堂を紹介します。
地下鉄東西線「三条京阪駅」、京阪電鉄「三条駅」からそれぞれ徒歩1分、三条通沿いにある『篠田屋』。京都人ならこちらのお店に入ったことはなくても、「あー、土下座してはる像の近くにあるお店やね」と、すぐに分かるお店だと思います。
年季の入った提灯が歴史を感じさせます。実はこちらのお店、明治37年(1904年)創業、120年も営業されている老舗。昔から愛され続けており、この日はお昼ごろに伺いましたが、行列ができていました。
昔とは少し値段が変わっていますが、うどん1杯が400円ですからものすごく安いですね。まさに大衆食堂として庶民の味方です。一番人気は中華そばだそうです。
年季の入った提灯の印象から、もっと年季の入った店内を想像していましたが、とても清潔な雰囲気で、すごくくつろげます。
壁にはメニューとお店が取り上げられた新聞記事が飾られています。大衆食堂らしい雰囲気がとても良いです。
名物の「皿盛」800円(税込)を注文しました。
一見すると普通のカツカレーにも見えますが、こちらの皿盛は白ごはんの上に、カレーうどんの餡かけ出汁がかかっています。
餡かけなので熱々とろ~りとしています。意外にスパイシーで辛さも感じました。カレー味の中華丼といった感じでしょうか。
薄切りの豚カツ、衣の香ばしさが出汁とよく合います。カレーうどんの出汁をご飯にかける料理。どこにでもありそうなのに、このお店でしか味わえない絶品のひと皿。
老舗大衆食堂の名物料理、カレーうどんの出汁を皿に盛ったご飯にかけた「皿盛」は、優しく温かい、他のお店では味わえない一品でした。三条京阪にお立ち寄りの際には、ぜひ味わってみてください。
篠田屋
〒605-0009
京都市東山区大橋町111
電話番号:075-752-0296
営業時間:11:30~15:00
定休日 :土曜日
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