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【ホークス育成新人名鑑・Q&A】1位赤羽蓮の目標は”千賀ロード”「160キロを投げる体づくりを」

田尻耕太郎スポーツライター
入団発表でマイク片手に意気込みを語る赤羽。手前には藤本監督も(筆者撮影)

 赤羽蓮投手。背番号158。竜ケ崎リトルリーグ~江戸崎ボーイズ~霞ヶ浦高校。右投右打。茨城県出身。187cm、80kg。長身からMAX152キロの直球を投げる未完の大器。ポテンシャルの高さは伸びしろしかない。

 性格は負けず嫌い。人前で喋るのが苦手。趣味は釣り。好きな食べ物はオムライス、嫌いな食べ物はレバー。好きな言葉は恩返し。

【一問一答】

――目標の160キロを出すために高めたい部分は?

「やっぱり体作りをしっかりして、160キロを投げる体づくりだったり、1年間ケガなくやり通せる体力を身につけるために、体作りをしっかりやりたいなと思います」

――自分の体の強い部分と弱い部分は分かってる?

「そうですね。大体は分かっています」

――自信があるのは?

「自信があるのは、えー、うーんと…」

――背筋とか強そうだけど。

「そうですね。背筋は。背中とかは結構自信がありますね」

――高卒なのにがっちりしてる。ウエイトとかも結構やってきた?

「そうですね。まあがっちりしてると言われたことないんで。細いと言われることが多いんで。ウエイトは週2~3回やっていましたね」

――手が大きい。

「手は大きいかもしれないです」

――フォークを投げる?

「スプリットを投げます」

――152キロが最速。

「高校3年生の夏に出ました」

――高校入学時は?

「138キロで入学しました」

――152キロを出した時の結果は?

「ファウルでしたね」

――いつの試合?

「えーと、3回戦。水海道一高で」

――押し込む投球スタイル?

「そうですね。真っすぐで押し込んで、最後にスプリットで決めに行ったり、カーブでカウントを取ったりして。最後に決めに行くのかスプリットみたいな感じでやっています」

千賀を意識してスプリット習得

――アンケートにも書いてるけど、千賀投手のようなスタイル?

「そうですね。はい」

――ずっと千賀を意識してきた?

「そうですね。やっぱりお化けフォークっていうのがすごいなぁと。あそこまで落ちるのはすごいなあと思うので、そこを。僕も最初はフォークだったんですけど、そこから球速を上げていくにつれてスプリットになった。千賀さんのフォークは魅力的で自分もああいうふうになりたいなと思っていました」

――フォークに取り組みたい気持ちも?

「そうですね。最初は小学校6年生の時、僕はリトルで硬式だったので変化球もアリでやっていたんですけど、その時もフォークを投げていて。千賀さんの『お化けフォーク』が有名になって。すごいなぁと思って見ていました」

――1年目の目標は?

「やっぱり先ほども言いましたけど、体作りをまずはやって。ケガのないようにやって行きたいと思います」

――足が30センチもある。背も伸びそう。

「背は高校に入る前からこの身長だったので」

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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