保育園の担任と合わない・変えて欲しい方に1つだけ知って欲しいこと「現役保育士が吐露」
共働きの現役保育士です。
保育園にはクラス担任と呼ばれる保育士がいます。
人間たるもの人と人との相性があるのは当然で、担任の先生と合わない・変えて欲しいなどと感じることがある方もいるでしょう。
ただ、幼稚園と比較して長時間開所している保育園という場では、担任だけと関わっている時間は、想像するよりも短いということは知っておく必要があると思います。
今回は、保育園の担任の先生と合わない・変えて欲しいと思う方にまず知っておいていただきたいことを紹介します。
意外と長い合同保育
朝7時から20時近くまで開所しているのが保育園です。
このため、1日のうち担任の先生だけが保育するのではなく、他の先生が保育する時間も長いです。
保育士の出勤・退勤時間を管理しつつ切れ目なく保育を続けるために、毎日シフト表が組まれています。
おおむね30分単位でどの保育士がどのクラスで保育をするのかが示されていますよ。
シフト表は体制表などと呼ばれることもあり、保育園によっても体裁が異なる上、同じ保育園でも日によって内容が異なります。
とある一日のシフト表を一例として切り取るとこのような体裁になっているでしょうか。
注:職員により勤務時間が異なる上、病欠や土曜保育の代休などもあるため、実際のシフト表はもっと複雑に書かれています。
お休みする園児数の変動による組み直しも多いです。
担任による保育は4-6時間程度
このように、合同保育や他の先生が代行している時間が意外と長く、担任が保育するのは1日のうち長くて6時間程度です。
さらに、各クラスに分かれての活動といっても、他のクラスと合同で散歩などの活動をしたり、発表会などの練習をすることも多いです。
1クラス単位で担任とだけで活動している時間は、1日につきせいぜい3-4時間程度といったところでしょう。
まとめ
保育園の担任の先生と合わない・変えて欲しいと思う方にまず知っておいていただきたいことを紹介してきました。
幼稚園と比較して、保育園には長い開所時間に対応するために、職員の中で遅番と早番とがあります。
このため、担任以外の職員が保育する時間が保護者が思うよりも長いです。
保育園を評価するときには担任の先生に注目しがちですが、他の職員とのかかわりも含めて評価することをおすすめしますよ。