1994年の朝鮮半島と2023年のイラン(4)
いずれにしろ戦争に疲れたアメリカの世論がイランにとっての最大の抑止力である。2019年9月にサウジアラビアの石油関連施設が攻撃を受けた。イエメンの武装組織フーシー派が、サウジアラビアの同国への介入への報復だとの声明を出した。しかしながら、攻撃の規模や精度から見て、フーシー派の能力をはるかに超えている。多くの情報筋は、イランが実行したと信じている。
この記事は有料です。
高橋和夫の中東・イスラム・国際情報のバックナンバーをお申し込みください。
高橋和夫の中東・イスラム・国際情報のバックナンバー 2023年6月
税込275円(記事6本)
※すでに購入済みの方はログインしてください。