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1994年の朝鮮半島と2023年のイラン(4)

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

いずれにしろ戦争に疲れたアメリカの世論がイランにとっての最大の抑止力である。2019年9月にサウジアラビアの石油関連施設が攻撃を受けた。イエメンの武装組織フーシー派が、サウジアラビアの同国への介入への報復だとの声明を出した。しかしながら、攻撃の規模や精度から見て、フーシー派の能力をはるかに超えている。多くの情報筋は、イランが実行したと信じている。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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