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【大阪市】悲報「うまい! 安いに挑戦!」して10年の十三本町「粉もん屋1番」が、3月10日(金)閉店

竹内由紀子地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

阪急十三駅西口から数分の十三本町商店街にあった「粉もん屋1番」が、2023年3月10日(金)に閉店しました。「うまい!安いに挑戦!」というキャッチフレーズの「広島風お好み焼き」「元祖いか焼き大判」「十三クレープ」等を提供されていたお店です。

赤い看板が目立つお店は、すべての窓や入り口が閉じられていました。
赤い看板が目立つお店は、すべての窓や入り口が閉じられていました。

赤い看板が目立つお店は、完全にシャッターが閉まっています。近付くと「閉店のお知らせ」の紙が貼られていました。

今年に入ってからも通常営業されていましたが、突然の閉店です。
今年に入ってからも通常営業されていましたが、突然の閉店です。

文面によると、店主の方が、ご自身の体力面への懸念から今回の閉店を決断されたようです。「粉もん屋1番」の看板にもイラストが描かれていましたが、いつもとても元気に粉もんを焼いておられた店主の姿が記憶に残っています。私自身も何度も利用させて頂いたお店です。

営業されていた頃のお店の様子。
営業されていた頃のお店の様子。

「粉もん屋1番」は、キャッチフレーズに偽りのない本当に美味しくて安いお店でした。テイクアウトと店内飲食の両方のお客様で常に賑わっていました。粉もん以外に、クリームいっぱいのクレープをお土産にする方も多かったのでは。

奥行きの長い特徴的な建物。
奥行きの長い特徴的な建物。

十三本町商店街の中ほどの角に有り、看板と緑色の個性的な色合いの建物。立地条件もとてもよいところにあり、十三の「粉もん屋1番」と言えば、地元で知らぬ人のないほどのお店でした。かなり大きな建物ですが、私が訪れた3月24日(金)の時点では、すべての窓や扉は閉まったままでした。

アーケードが有り、天候に限らずショッピングが楽しめる十三本町商店街。
アーケードが有り、天候に限らずショッピングが楽しめる十三本町商店街。

十三本町商店街では、昨年来、開店と閉店が続いていますが「粉もん屋1番」のような人気店が閉店するのは、とても残念です。名残は惜しいのですが、長い間頑張って美味しい粉もんを提供して下さっていた店主の方には、ぜひお身体を休めて、ゆっくりして頂きたいと願ってやみません。 

また、この場所に素敵なお店が出来るのを心待ちにしたいと思います。

「粉もん屋1番」が営業していた場所

〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目21-1

地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

Z世代の娘と暮すマルチworker。吹田市在住。地域ニュースサイト号外NETで大阪市淀川区・西淀川区のライターをしています。大学は経済学部経済学科専攻でしたが、アートやインテリア等の趣味が嵩じ、生活雑貨メーカーで多様な商品開発に関与。現在は小説執筆中。淀川区は子供の頃過ごした思い入れのあるエリアです。街も生き物と考え、情報発信を通じて、様々な息吹を皆様にお伝えできればと思っています。

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