【桜川市】松明をかざし五穀豊穣を祈願する火祭り・奉納花火も「かったて祭」8/31開催
桜川市にある「五所駒瀧神社」で、毎年8月31日に行われている「かったて祭」というお祭りがあります。
このお祭りは、五穀豊穣を祈願するお祭りで、氏子たちが、権現山にある富士浅間神社に神火を奉献します。
お祭りを前に、神社に行ってみると、準備が進められていました。
神社入口の鳥居の前には、かったて祭ののぼり旗がありました。
五所駒瀧神社は、社伝によると、平安時代末期に鹿島神宮の御祭神、武甕槌命(たけみかづちのみこと)の分霊を祀り、真壁氏の氏神として創建されたと言われています。
神社の夏の祭礼として、真壁祇園祭が7月23日〜26日の4日間に渡り盛大に開催されます。
また、境内には、多くのもみじがあり、秋には綺麗な紅葉を見る事が出来、紅葉の名所としても知られています。
鳥居をくぐり、細い参道を中に入ってしばらく進むと、拝殿が見えてきました。
かったて祭の垂れ幕がかかり、灯明が飾られていました。
灯明の手書きのイラストは、地域の子ども達が描いたもので、「かったて祭」では、参拝者の足元を照らすために、境内手前にある橋の上に置かれます。
「かったて祭」当日は、午後5時半に、氏子や崇敬者たちがそれぞれ手作りの松明を持って神社に集合し、午後6時から神事が始まります。
その後、午後6時半に、点火、登山開始となります。神火を灯した松明をかざしながら、およそ30分程、山を登り、富士浅間神社に神火を奉献します。
午後7時に、願いの込められた奉納花火が打ち上げられます。打ち上げ時間は、およそ20分。花火は山のふもとからも眺めることが出来ます。
「かったて祭」は、誰でも参加する事が出来ます。皆さんも、夏の終わりを告げる風物詩「かったて祭」をご覧になってみてはいかがですか?
「かったて祭」
【日時】2023年8月31日(木)午後6時祭事開始
【場所】五所駒瀧神社(〒300-4406 茨城県桜川市真壁町山尾499)
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