【土浦市】約1分半でおいしい常陸秋蕎麦が茹でられる!「筑山亭」監修・阿見町産「上条城蕎麦」遂に完成!
おおつ野にあるお蕎麦屋さん「筑山亭」に取材でお邪魔したときに、阿見町で常陸秋蕎麦を作っている生産者さんと新しい取り組みに挑んでいると伺っていたのですが、とうとうそれが完成したと連絡があり、またもや「筑山亭」へ。自宅で簡単に、しかも本格的な味わいが楽しめる画期的なお蕎麦の誕生です。
「阿見町を食べよう!」をコンセプトに「筑山亭」の大将が動き出した!
土浦市おおつ野にある「筑山亭」は、平日は地元の人たちで賑わい、週末ともなると県外からも多くのそば好きが訪れる人気の蕎麦屋さん。
お店で蕎麦作りをするだけでも忙しいはずなのに、大将の長峰淳さんはやりたいことがたくさん!思いついたことを書き綴るマル秘ノートが何冊も存在するほどのアイデアマンなのです。
そのやりたいことのひとつが阿見町で作っている常陸秋蕎麦のおいしさをひとりでも多くの人に知ってもらいたいということでした。
「私が蕎麦の修行をさせていただいたのが阿見町の『常陸蕎麦 信太の里』ということもあって、阿見町には多くの特産品があることは知っていました。常陸秋蕎麦も特産品のひとつなのに、阿見町で作られていることがなかなか知られていません。たくさんの方に阿見町で作っている常陸秋蕎麦を食べてみてほしいという想いから『上条城蕎麦』の構想を思いついたんです」と、大将は熱く語ります。
その想いに賛同してくれたのが細田展之さん。阿見町でおいしい常陸秋蕎麦を作っている生産者さんでした。
手打ちに限りなく近づけるために、乾麺ではなく冷凍にこだわって
細田さんという頼もしいパートナーと出会い、「上条城蕎麦」の誕生は現実のものになっていきます。蕎麦を作る上で大将が絶対に譲れなかったのは「冷凍」で提供すること。乾麺だと実現しづらい、手打ちならではの味わいや香り、食感が冷凍なら限りなく近づけることができるのです。
「上条城蕎麦」は、2人前(各120g))780円で「筑山亭」の店頭にて販売しています。香りがよく、味わい、食感の良さでも定評のある常陸秋蕎麦がこの価格で味わえるのですからかなりお得です。「上条城蕎麦」に合うそばつゆも330円で販売しています。このそばつゆもまたかなりこだわっていて、冷たく仕上げたそばのためだけに存在しています。水で薄めずにそのまま味わえるので合わせてぜひご賞味下さい。
商品情報
上条城蕎麦
価格:2人前(120g2)780円 ※そばつゆ別売(2人前)330円
※「筑山亭 かすみの里」店頭にて販売中
住所:茨城県土浦市おおつ野7-5-1
電話番号:029-869-8170
営業時間:11:30~16:00、金・土曜は18:00~21:00の部もあり
定休日:木曜、第3水曜
駐車場:あり(※住所でナビを設定すると、店の裏側へと案内されますが、裏側からは入れませんのでご注意ください)
ホームページ:https://chikuzan-company.com/
Instagram:chikuzantei0525
「筑山亭」大将が伝授! 「上条城蕎麦」のおいしい茹で方
茹でるだけで誰でも簡単に作れるようになっていますが、さらにおいしく作れるように「筑山亭」大将に茹で方を教えていただきました。なお、大前提として冷凍の「上条城蕎麦」は、解凍してから茹でるようにしてください(そばつゆも解凍してご賞味ください)。
1:大きめの鍋でたっぷりの水を沸騰させて、上条城蕎麦を1束ずつ入れる
同時にたくさんの量を茹でるとくっついてしまうので1束ずつ茹でるのがおいしく作るコツです。
鍋に淹れる時は散らすように投入してください。
※蕎麦を鍋に入れたら、できるかぎり箸などで混ぜないようにしてください。蕎麦が切れる原因になります。
2:火加減をしないで強火のまま茹でる。噴きあがってきたら「ビックリ水」!
蕎麦を茹でるときは火加減の調整をしないで強火のまま茹でます。あらかじめ水を用意しておいて、噴き上がってきたらその水を少し入れて落ち着かせます。
3:茹で時間は約1分~1分30秒!
茹で時間はあくまで目安ですが、初めての場合は1分から1分30秒で茹でてみてください。慣れてきたら、好みの硬さに合った時間で茹でるようにしましょう。茹で上がったらざるなどを使ってあげます。
4:水で蕎麦を洗った後、別の冷たい水で蕎麦を締める
蕎麦を洗う時は、表面についたぬめりをとるように洗います。強く揉むように洗うのは蕎麦が切れる原因になるので、優しくでもぬめりをきっちり取るように洗います。
ぬめりを取ったら、別の冷たい水で蕎麦を締めます。
※蕎麦にダメージを与えないように、蛇口からの水を直接蕎麦に当てないようにご注意ください
5:しっかり水気を切って盛り付けます
ざるを振って水気を切った後、食べやすいように盛り付けて完成です!