宮城県松島町の「瑞巌寺」で、真夏に体験したい『ヒヤッ！』とするイベントが開催される。イベント名を「瑞巌寺怪談夜話（ナイト）」として、同施設の本堂を舞台に本格的な音楽演出と、怪談朗読家の語りによって生まれる'とっておきのこわ〜い一夜'を体感することが出来るというもの。早速、イベント内容と当日参加される方に向けて、ちょっとしたおすすめ情報を加えてご紹介していこう！

イベント名：瑞巌寺怪談夜話（ずいがんじ かいだん ないと）
日程：2023年8月26日（土）
時間：開場18:30、開演19:00〜終演20:30（予定）
場所：瑞巌寺本堂
料金：5,000円（※事前チケット購入制、※未就学児は入場不可）

同イベントは真夏の蒸し暑い気候の中ではあるが、みんなで集まって怪談話を聞いて涼を感じるというものであり、それに加えて会場に集まった人々同士で交流が生まれるのもまた醍醐味の一つ！夏の思い出作りにはおすすめのイベントだ。
当日は、怪談話ということから開催時間は夜の時間帯となり、また未就学児は入場が出来ないので注意しよう。夜の時間に瑞巌寺の本堂へ入ることは、とても貴重な経験となるはずだ。

さて、会場ではどんな怪談話が語られるのかというと、話を読み進めるほどに背筋がヒヤリとする「耳なし芳一（みみなし ほういち）」なのだ。この話は主人公の琵琶法師（びわほうし）である芳一が、この世のものではない恐ろしい霊たちから自分の身を守るために、とあることをするの訳なのだが・・・、その内容は途中で本を閉じてしまいたくなるほど恐ろしいもの！当日は、その内容をプロの怪談朗読家「渡部ギュウ」氏が語り、そして横笛の生演奏を「山下 進」氏が担当。そして芳一は琵琶法師ということで琵琶奏者の「伊藤哲哉」氏と、以上3名がそれぞれ生演奏と朗読で怪談夜話の世界感を創り出す。本物の琵琶や横笛の生演奏に併せて怪談話の語りを聞くというのは、まるで実際に自分たちが「耳なし芳一」の世界に足を踏み入れたかのような、そんな感覚になりそうだ・・・！

なお、参加するためには事前に指定チケットの購入が必要となり、各種チケット販売元（※上記写真の下部参照）から購入後に参加可能となる。現時点（2023年7月31日）ではチケットの枚数は残り僅かとなっており、定員130席が埋まった時点で販売終了となるため、興味のある方は是非早めにチェックしてみよう！（チケット販売など詳細はコチラ）

さて、イベント当日は開場時間が「18:30」とやや遅めの時間帯。そのため参加前に腹ごしらえをしておくのもおすすめ！今年（2023）は9月末まで松島の美味しい「あなご」が食べられるので、せっかく松島を訪れた機会に「穴子丼」で夕ご飯はいかがだろうか？

松島地域で穴子丼を提供している店舗の中から、比較的遅い時間帯（18:00-21:00前後）まで営業をしていて、且つ会場の瑞巌寺から近いお店は全部で下記の5店。
・3番「丼 松島」10:30 〜18:00
・6番「かきと海鮮料理 旬海」17:30〜21:00 ※夜は要予約
・8番「松島 寿司幸」17:00〜21:00
・13番「お食事処 櫻井」9:00〜21:00
・14番「さんとり茶屋」17:00〜21:00
※上記6・8・14番は夜の営業時間帯のみを記載。

穴子丼マップで見ると各店舗と瑞巌寺の位置が確認しやすいので、それぞれ気になったお店の場所をチェックしてみよう！

穴子丼でパワー満点の状態になったら、とびきりの涼時間を過ごしにいこう！瑞巌寺までは参道横の「洞窟遺跡群」を眺めつつ、怪談話を聞くための気分を徐々に高めていくのも良いかもしれない。年に一度のヒヤッと体験。さあ、貴方はその恐怖に打ち勝つことが出来るかな・・？！ふふふ・・・