｜制限時間は6時間半

　フルマラソンは42.195kmを完走するってどんな世界でしょうか？これからマラソンにチャレンジしたい人へ、今回は湘南国際マラソンの制限時間6時間半を有効に使い、6時間未満で完走する世界を紹介します。

｜スタートタイムロスは15~20分かかる

　最後尾から走り出すと、スタートラインを通過するには15~20分経過します。従って制限時間は6時間半ではなく、事実上6時間でゴールを目指すのが湘南国際マラソン。走っていると最初の5km地点付近までは、オーバーペース気味に呼吸が荒く走るランナーが見受けられます。フルマラソンである42.195kmであるにも関わらず、これで大丈夫？と心配するほど！

｜30km以降はほぼ歩きの世界

　15km付近までは、快調に走るランナーが多いが、18km付近の江の島を超えるとストレッチや歩く方もチラホラ、しかし30km付近までは、走るランナーが多い！しかし30kmを超えると歩くランナーが増加！更にリタイヤをスタッフに訴える方も目に入ってきます。

｜残り5kmは1時間以上かかるランナーも！

　残り5km付近は、右手にゴール地点の大磯ロングビーチが見えて、それを超えて二宮の折り返しをするコース。いよいよ脚が痛く歩くランナーばかり、更にそのペースは普段近所を歩くペースよりも遅い（一般的には1km12分程度）方々も、ちょっとでも立ち止まる。制限時間に間に合わないランナーも、更に残り2kmを切っているにも拘らず、縁石に座り込むランナーもチラホラ、まだ間に合うのに…。そして残り500mなればラストスパートで走りに切り替えてみんなゴールを目指す。

　久しぶりにゆっくりペースを堪能しましたが、やはりペース配分を誤ると残り10kmは地獄のような光景になります。今週末はホノルルマラソンなどが開催されるので、前半テンション上げ過ぎないようにと祈るばかり、無理せず完走を目指してください。そしてこれからフルマラソンにチャレンジする方は是非参考にして下さい。