猫が『飼い主の服の上で寝る理由』5選!お気に入りは、脱ぎたて!?その秘密を徹底解説!
「なぜ愛猫は、わたしが脱ぎすてた服の上で寝るの?」
猫を飼っている人なら、一度はこんな経験があるのでしょう。では一体なぜ、猫たちは飼い主の服の上を好んで寝るのでしょうか?
1.猫が『飼い主の服の上で寝る理由』5選!
1‐1.ぬくもりが暖かいから
猫が飼い主の服の上で寝る理由の一つは、「ぬくもりが暖かいから」です。
飼い主が着用した服には体温が残っていることが多く、そのぬくもりが猫にとって非常に魅力的になります。
とくに飼い主が脱いだばかりの服や毛布は、まだ暖かさが残っているため、あえてその上で休みに来る猫もいるようです。
【ひとこと】わたしの脱ぎたてニットは愛猫のお気に入りですが、爪をたててフミフミするのですぐにボロボロになります。ネコハラですね。
1‐2.飼い主のにおいに包まれて安心するから
猫が飼い主の服の上で寝る理由として、飼い主のにおいに包まれて安心することが挙げられます。
猫は嗅覚が非常に発達しており、私たち人間が想像する以上ににおいや音を頼りに生活している生き物。そのなかで飼い主のにおいは、猫にとって重要な情報源です。
というのも嗅ぎなれた飼い主のにおいは、猫にとって「安全な場所」「安心できる存在」を意味する一種のサインのようなもの。
そのため飼い主のにおいのついた服の上で眠ることで、まるで飼い主と一緒にいるような安心感を得られるのです。
1‐3.ふかふかの素材がお気に入りだから
猫が飼い主の服の上で寝るのは、服のふかふかとした素材が猫のお気に入りとも考えられます。
猫は快適で柔らかい場所を好みますが、飼い主の服はその要件を満たしています。
とくに厚手のセーターや柔らかい素材の服は、クッションのような役割を果たし、猫にとって快適な寝床です。
さらに服には飼い主のぬくもりが残っているため、安心感と居心地の良さが相まって、猫にとって特別な場所となっているのでしょう。
1‐4.縄張りを主張しいる
猫が飼い主の服の上で寝るのは、縄張り主張のためでもあります。
猫は縄張り意識が強く、自分のものだと認識しているものに、自分のにおいを付けてそれを主張します。
そして飼い主の服は猫にとって、自分と深く結びついた大切なもの。
その服で眠ったり自分のにおいを擦り付けたりすることで、「これは私のものだ」というメッセージを周囲に発信しているのです。
1‐5.たまたま寝床としただけ
猫が飼い主の服の上で寝る理由として、たまたまその場所を寝床として選んだだけという可能性もあります。
猫はその時々の状況や気分で寝る場所を決めることがあって、飼い主の服が床やベッドの上に置かれていた場合、その柔らかさや体にフィットする感触が心地よく、とくに意図せずにそこを寝床とするのです。
また服が置かれた位置が温かかったり、周囲が静かで落ち着いた雰囲気であれば、自然とその場所を選ぶ理由にもなります。
このように猫の行動には深い理由がない場合もあり、単にその場の快適さを優先した結果として飼い主の服の上で寝ていることもあるのです。
2.脱ぎたての服をお気に入りにする猫が多い
猫が飼い主の服の上で眠るのが好きといっても、とくに脱ぎたてを好む子が多いようです。
その理由は、脱ぎたての服のほうがより飼い主の体温やにおいが残っているからと考えられます。
時間がたつほど服は冷たくなっていきますし、においも薄れてしまうもの。そのため飼い主の脱ぎたてを狙って、服にダイブする猫も少なくないのです。
3.まとめ
猫が飼い主の服の上で寝る理由は多岐にわたりますが、共通して言えるのは、猫にとって飼い主が安心できる存在という点です。
においや触り心地、温かさといった要素が猫にとって魅力的で、それが行動に反映されているのでしょう。
もし愛猫が服の上で寝るのを見かけたら、「自分の服の上は心地よくて、安心できるのだな~」と思って、あたたかく見守ってくださいね!