【調布市】2022年野川の夜桜ライトアップは中止です
調布市内の各地で早咲きの河津桜が咲き始め、お花見が待ち遠しい季節になりました。
調布でお花見といえば、野川。そして、野川で桜といえば、やはり気になるのは夜桜のライトアップです。
野川の夜桜のライトアップは、調布市にある株式会社アーク・システムという照明会社が主催する、年に一度、一夜限りの一大イベントです。これまでは、野川沿い850メートルに渡って、桜がライトアップされていました。
しかし、ご存じの方も多いと思いますが、2020年、2021年に引き続き、2022年も中止が決定しています((開催中止)野川の桜ライトアップ2022)。
みんなが楽しみにしていたイベントなだけに、残念でなりません。
野川の桜ライトアップは、野川に咲く一本の桜をアーク・システムが社員の花見用にライトアップしたのがはじまりだったそうです。
はじめは地元でも一部の人だけが知るイベントでしたが、その美しさが評判となり、年々規模が拡大していき、大規模なイベントになりました。
ライトアップの照明は、アーク・システムの無償提供によるもので、「野川の桜ライトアップを楽しむ会」という団体も誕生し、地域のボランティアとともに照明機材の設置、撤収の協力を行なっていたそうです。
また、2018年にはテレビ番組の『マツコの知らない桜の世界』でも取りあげられ、知名度は全国区に広がりました。
2019年までは、この幻想的な夜桜を見るために、調布市内外から多くの人が集まっていました。私も毎年このイベントを楽しみにしていました。
毎年開催の直前にならないと開催日が発表されないので、コロナ前までは、桜が咲き始めると、ライトアップの日が発表されるのは今か今かとチェックしていたのです。開催日は、天気が良く、桜が一番の見頃を迎えた日になることが多かったです。
新型コロナウイルスの感染が収まり、来年こそはみんなで桜のライトアップを楽しめることを心より祈っています!