【宗像市】「てくてくさくらねこ」の会、地域猫活動報告会|ミニコンサートを共に楽しみ人々に理解深める!
地域猫活動に取り組む「てくてくさくらねこ」の会が、活動報告会に合わせてミニコンサートを開催し、会場はたくさんの参加者で席を埋めました。
会場入り口近くに展示された活動を紹介するパネル前では、熱心に見学する人たちの姿があり、地域猫活動に理解を深めている様子です。
また活動報告後に開催されたミニコンサートも会場全体がひとつになって、動物愛護の機運が高まるのを感じるイベントになりました。
◇活動報告会&ミニコンサート開催
宗像市の河東地区コミュニティセンター・多目的ホールで、8月11日(日)14時半から「てくてくさくらねこ」の会の活動報告会とミニコンサートが開催されました。
開場時刻の14時には、すでに多くの来場者でにぎわっていて、開演に向けて準備が急がれます。
その中でプログラムを見るとミニコンサートとされている内容が、スペシャルゲストも含め豪華なメンバーの構成に期待感いっぱいです。
◇「てくてくさくらねこ」の会の活動
以前から「てくてくさくらねこ」の会の熱心な地域猫活動については知っていましたが、会場内に展示されているパネルを見ながら活動の意義深さを再認識しました。
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(媒体名)Yahoo!Japanニュース
「てくてくさくらねこ」の会は宗像市須恵にある「てくてく緑道」が、増加する野良猫による環境悪化を改善するため、市民活動団体として立ち上がったのが始まりとのこと。
動物愛護の精神から野良猫ではなく地域猫としてサポートするため、捕獲して不妊去勢手術を施したり、餌やりやトイレ掃除をしたりとさまざまな世話をする活動を続けています。
*活動報告
活動報告会はスライドを使って分かりやすい説明や、実態を示す報告があり、来場者の皆さんも熱心に資料を見ながら聴いています。
野生化した猫を捕獲して不妊手術を施し、元の場所に戻すという「TNR活動」は、お金、時間、労力そして根気のいる大変な活動ですが、地域の方たちの支援と協力そして理解を得ながら継続していきたいと意気込みを語りました。
活動報告としてパネル展示された資料は、視覚に直接訴えかけてくる点で、とても分かりやすく状況が伝わってきます。
来場者が熱心にパネルを見ながら地域猫活動への関心を高めているようです。
*活動予定
今後の活動として、各所で譲渡会が予定されています。
◇ミニコンサート
活動報告会を終えると「てくてくさくらねこ」の会会員の出演によるミニコンサートがほどなく開催されます。
トップバッターの藤田 優(ふじた ゆう)さんが、ピアノ演奏、弾き語りなどを披露。
次は岩本 志津子(いわもと しずこ)さんによる「博多ドンタク」・「九州炭坑節」の三味線演奏で、会場からも三味線に合わせて歌う声が聞こえてきます。
永山 京子(ながやま きょうこ)さんは、オカリナで「見上げてごらん夜の星を」を演奏され、会場内に繊細で優しい音色が響きわたります。
*スペシャルゲスト
最後にスペシャルゲストの本井 亜弥(もとい あや)さん(元劇団四季)がボーカルを披露し、迫力ある歌声に観客は魅了されました。
温かい雰囲気に包まれたコンサートは、地域猫活動に思いを寄せて集まった人々の心に深く響き、癒しのひと時となったことでしょう。
◇活動支援
地域猫活動を継続するためには前述の通り、お金、時間、労力が必要で、地域住民はもとより市民の方々の理解と支援が不可欠です。
「てくてくさくらねこ」の会ではバザーを開いたり、募金活動をしたりして支援、協力を呼び掛けています。
会場内に設置された募金箱の前で多くの人が足を止め、理解と優しさを箱に託していく姿が印象的でした。
「てくてくさくらねこ」の会では活動に興味を持たれた人がいれば、一緒にスタッフとして関わってもらえるとうれしいと呼びかけています。
動物愛護という点からはもちろんですが、地域の環境問題にも大きく貢献を続ける地域猫活動について、さらなる理解と協力の必要性を感じた一日となりました。
◆「てくてくさくらねこ」の会についての問い合わせは
譲渡会担当・前田 英子(まえだ えいこ)さんまでお願いします。
住所/宗像市城西ヶ丘
電話/090-3071-8181
※自宅で月一回の譲渡活動をされているそうです。
「てくてくさくらねこ」の会公式Instagram