町中華たいちゃんのメニューが続々登場!オープンから3カ月を経て磨きがかかる馴染みやすい中華メニュー。
福岡市東区の町中華
2024年7月9日にオープンした「町中華たいちゃん」。馬出九大病院前駅から徒歩3分程度の場所。気軽に立ち寄れるアットホームなお店で、町中華という文化が減少する中で、老若男女楽しめる地域密着型の美味しい中華料理をいただけるというコンセプト。オープンから3カ月が経ち、4カ月目を迎えようとする「たいちゃん」では新メニューが続々登場。食事からちょい飲みまで、より楽しむことができます。
メニューボードにも、一品、そしてまた一品と追加され、現在はボードが3枚となっています。店主の田井公平さんは、有名ラーメン店や中華料理チェーンなどで腕を磨いた実力派。馴染みある中華料理を手軽にいただける、まさに町中華のお店として、美味しいと喜んでもらえるメニューを提供したい。そんな思いで日々メニューを考えているようです。新メニューも増える中、いろいろといただいてみました。
カレーちゃんぽん
麵メニューはちゃんぽんと皿うどんがあるのですが、そこにカレー風味が加わったカレーちゃんぽん。注文して作る時から、カレーのスパイスの香りがたまりません。真ん中にポトリと生卵もいいですね。
とろみがあり、スパイスが効いたカレーの風味が美味しい。野菜もたっぷりで、青梗菜がのっているのもいいですね。この野菜の種類は仕入れ状況にあわせて変わることもあるようで、カレーと交わる野菜も食べ応えあり味わい良しです。
太麺はもちもちで、カレーを巻き上げながらいただきます。このちゃんぽん麺とカレーの組み合わせもバッチリですね。途中に生卵を溶きながらいただくと、まろやかになりますよ。
皿うどん
お店のイチオシメニューという皿うどん。麺は柔らか太麺のソフト仕様。博多風かもしれません。熱々のあんかけがとっても美味しい。
具材もたっぷり。野菜はもちろん、かまぼこやきくらげに豚肉など。餡の味わいもよいので、麺と具材を絡めていただく皿うどんは最高ですね。
チゲちゃんぽん
ちゃんぽんは、ノーマルの他に先ほど紹介したカレー、そしてチゲもあります。味を変えて様々な顔をみせる〈たいちゃんのちゃんぽん〉。このチゲのスープがまたバッチリあうんです。
チゲの旨味とピリッと辛い刺激もバッチリ。辛さはお好みで調整もしてくれるようです。辛いのが好きな方には、このチゲちゃんぽんはおススメですね。
東坡肉(トンポーロー)
これは技ありの逸品です。豚肉を柔らかくなるまでしっかりと煮込んでいて、ホロホロっとした食感に、タレの味わいが染みていて、優しくあっさりとした味わいです。ちなみに角煮との違いは、〈トンポーロー(東坡肉)は「皮付き」の豚の三枚肉を使います。そして、豚の角煮は、基本的に皮付きじゃない三枚肉を使います。〉だそうです。
カニ玉
ふんわり玉子に包まれて、餡がたっぷりのカニ玉。たいちゃんのこのあんかけは最高で、天津飯も抜群。もはや中身は何を入れても美味しい。
レバニラ炒め
これは最近登場したメニュー。レバーとニラの食感が交わり、そこに濃いめのタレが美味しい。お酒のアテにもいいですが、時々ランチ営業でもレバニラ定食が登場するようです。白ごはんと一緒でも絶対美味しい。
ライスカレー
中華風の出汁が効いたカレーです。〆のメニューとしてもいい感じです。スパイスは独自に配合しているようで、これがまた美味しい。ちなみに、〈ライスカレーは、ご飯を皿に盛り付け、その上にカレールーをかけるスタイルのことを指します。カレーライスは、カレールーを入れたソースポットと、ご飯を盛り付けた皿を別々に提供するスタイルのことを指します。〉だそうです。
ジャンクポテト
普通の塩コショウでまぶしたポテトなんですが、このソースが美味い。
このソースは自家製のようで、これをつけるとほんと美味しい。ジャンク感が満載なのがクセになるんですね。
冷やっこ
あっさり冷ややっこには、青唐辛子がのっています。ちょっとつまみが欲しい時にはいいですね。
麻婆拉麺
これは現在メニュー化を検討しているという麻婆拉麵。その名の通り麻婆豆腐と拉麵の組合せ。熱々の麻婆豆腐の上にニラがトッピングされ、その下に麺が隠れています。
辛さは調節可のようですが、ノーマルだとまろやかでコク深い味わいです。通常の麻婆豆腐よりは麺とのバランスを考え、辛さは控えめのようです。
熱々の麻婆豆腐の中から麺を持ち上げます。中太くらいのサイズでコシがあり、とろりとした麻婆に味わいも良く絡みます。
麻辣小龍蝦(マーラーシャオロンシア)
最近、中国で大ブームという面白くも美味しい一品。これは限定メニューの為、通常はありません。ザリガニをスパイシーに加熱した中華料理。話題のメニューを取り入れるアイデアも面白い。
オープンから3カ月が経ち、いろんなメニューが増えて美味しく楽しめる「町中華たいちゃん」。食事も良し、中華でお酒を楽しむのも良しのです。ちなみにオープン当初のメニューの記事がこちらです。(関連記事:昭和な町中華が新たに登場。有名店で腕を磨いた店主が営む、一人でも気軽に通えるアットホームなお店。)
まだまだこれからの進化も楽しみです。
町中華たいちゃん
住所:福岡県福岡市東区馬出2丁目18−12
営業時間:月~土 18時00分~1時00分
日曜日 10時00分~13時00分
定休日:不定休
アクセス:馬出九大病院前駅より徒歩3分
駐車場:近隣有料