【厚木市】日本最古の三角点のひとつが厚木の住宅街に!お手軽な山歩きにもちょうどいい山です
夏の間にすっかりなまった体でこのまま食欲の秋に突入するのはかなりマズい(汗)。そろそろ体を動かさねばと、ハードルの低い山歩きができる『鳶尾山』に行ってきました。
みはる野の入口
鳶尾団地の天覧台公園側登り口が一般的な入口のようですが、今回はみはる野在住の友人の案内で『みはる野一丁目バス停』付近の入口から登りました。
最初からいきなり階段をかなり登ります。但し、ココが一番きついポイントなので、ここさえ頑張ればあとは少しマシになります。
途中から整備された階段が手作りっぽい階段に変わり、道もけもの道っぽくなります。
左が『鳶尾山山頂』、右が『日清戦没記念碑展望台』。
『鳶尾山山頂』を目指し登っていると途中でありがたい休憩ポイントが!ここで水分補給。でもじっとしていると虫が寄ってくるのでまたすぐに出発。
山頂到着〜〜
一等三角点 鳶尾山
三角点(さんかくてん)とはあらゆる測量の基準として地図作成時に利用されるものです。緯度・経度・標高の基準となる点で、一等から四等までに分けられ、柱石の大きさがそれぞれ違い、日本全国で10万点あります。
その中でも日本最古の三角点として、地図づくり近代測量の進展に大変重要な役割を果たしたものが、この一等三角点の『鳶尾山』です。
ー『愛川町 商工観光課』案内板一部抜粋ー
日本の正確な地図づくりの道程は、三角測量を行うための基線設置から始まりました。1882年(明治15年)地形図の設備計画により、本格的な全国統一をめざした基線として最古のうちの一つである「相模野基線」が設置されました。「相模野基線」を三角測量の一辺として、一等三角点「鳶尾山」を頂点とする三角形が形成、その後全国の三角点網の整備が進められ、現在の地図の礎となる5万分の1地形図が完成しました。
ー『愛川町 商工観光課』案内板よりー
壮大な地図作りの重要な一点がココだったんですね!
山頂のベンチで一服。コーヒータイム♪
清々しい緑と空気の中のコーヒーは格別!
さて、次は展望台へ
なんだか楽しそうな遊具みたいですね!
登ってみると普段平家ぐらしの私には足のすくむ高さです!
眺めはすばらしい!
晴れていれば東京タワーや都庁、横浜ランドマークタワーも見えるそうです。
帰路には鳥居が。
鳥居をくぐってみると先に金毘羅社がありました。お参りをしてUターン。
入山時と違う出口を目指し藪の中のまさにけもの道を下ること数分、住宅街に出ました。
はるばる山奥に行かなくても暮らしの中にある鳶尾山は、一時間ほどの軽めの山歩きにはちょうどいい低山でオススメです。涼しい日に歩いてみてはいかがでしょうか。虫除けスプレーをお忘れなく〜。
鳶尾山(とびおさん)
場所/厚木市鳶尾・まつかげ・みはる野
一般的なコース/本厚木駅-(バス30分)-鳶尾団地-(徒歩5分)-天覧台公園-(徒歩25分)-(鳶尾山観光展望台・日清戦没記念碑)-(徒歩30分)-鳶尾山山頂-(徒歩30分)-まつかげ台-(バス35分)-本厚木駅
駐車場/無し
問い合わせ/046-228-1131 (本厚木駅観光案内所)
観光協会ホームページ
厚木市ホームページ
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