【英語でなんて言う?】”伏線回収”の英語は?ちょっぴりミステリーな英単語を覚えてみよう!
こんにちは、英語学習者のLonely Learnerです。
英語の勉強と同じくらい読書が好きな私ですが、今回は「推理小説」や「ミステリー作品」などについて話すときに使えそうな英単語をご紹介します!
推理小説に限らず、ドラマや映画などエンタメの話を英語でする時に役に立つかもしれないので、もしよければ参考にしてください♪
① みんながよく使う「伏線回収」は英語で何て言う?
まずは最近色々な場面で使われるようになった「伏線回収」。
物語の後にくる展開に活かすための要素をさりげなく忍ばせておくことを「伏線を張る」と言い、その要素が後になってしっかり活かされた時に「伏線回収する」と言います。
伏線のことを英語でForeshadowingと言います。
伏線回収という表現はどうやら日本語ならではの独特なもので、英語でビシッと当てはまるフレーズはなさそうなのですが、Pay offを合わせて使うことで、物語中の伏線が回収されたという意味の表現ができるようです。
例文:
The author foreshadowed in the previous chapter.
(その作家は前の章で伏線を張っていた。)
All the foreshadowing paid off at the end!
(最後に全ての伏線が回収された!)
② ミステリーの定番「倒叙ミステリー」を英語で何て言う?
ミステリーの定番スタイルの一つとして長年親しまれている「倒叙ミステリー」。
物語の初めから犯人や犯行がある程度明かされた状態で進行するスタイルのミステリー作品のことを「倒叙ミステリー」と言います。
この手法で作られた有名な作品といえば『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』などがあります。
倒叙ミステリーのことはInverted detective storyと言うことができます。Invertedとは上下が逆さま/逆になっている状態を指す言葉で、detectiveは探偵/刑事という意味です。
例文:
Columbo is an orthodox inverted detective story.
(刑事コロンボは正統派の倒叙ミステリー作品です)
③ やっぱりこれがなきゃ!Red herringってどういう意味?
続いてはまずは英単語の方を先にご紹介。Red herringって何のことだかご存じですか?
本来は「燻製にしたニシン」のことを指すのですが、ミステリーにおけるRed herringは、わざとミスリードを誘うために使われる”おとり”の情報のことを指します。
優れたミステリー作品にはミスリードさせるための”おとり”情報が含まれていることが多く、それがかえって私たちを楽しませてくれますよね!
例文:
The character is very suspicious but probably a red herring.
(この登場人物すごく怪しいけど、多分”おとり”じゃないかなあ~)
まとめ
① Foreshadowing
② Inverted detective story
③ Red herring
今日はこの3つをご紹介しました。
これからも日常生活で使えるような英語の単語やフレーズ、ネットスラングなどをみなさんにシェアしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします☆