涼しくなってくると紅葉の様子が気になってきますね、10月になるとカラマツの黄色い紅葉が見られる湯の丸高原。

今年の紅葉はどうなのか？

9月27日の様子をご覧ください。

・情報収集はビジターセンターで

情報収集は湯の丸高原ビジターセンターで。

今回も頼りになるセンター長の小林正明さんにお話を伺いました。

「カラマツの紅葉はまだ少し早いかな」

ただ、ナナカマドやミネザクラなど、一部の木は「少し赤くなり始めている」と教えていただき、三方ヶ峰へ向かいました。

赤い屋根かと思ったら

三方ヶ峰への途中、枯れ色の森の中に鮮やかな赤が見えました。

赤い屋根かと思い近づいてみると、ひとつだけ紅葉した木。

まだ少ないですが、少しずつ赤い紅葉が始まっていました。

幻想的な秋の湿原

三方ヶ峰から池の平湿原へ下ると、黄に色づいたシダが湿原の秋を演出していました。

この日は霧が出ていたので、景色の中をまっすぐ伸びる木道が霧に霞む様子が幻想的。

鏡池

湿原の端ある鏡池。

名前の通り、周囲の景色が池に映り込むフォトスポットです。

ここでは、池を囲むように赤い草紅葉が見られました。

高山植物

花の時期はそろそろおしまい。

わずかに残ったイワインチンやマツムシソウが池の平周辺で見ることができます。

ズバリ！今年の紅葉予測

湯の丸高原ビジターセンターで、ズバリ今年の紅葉予測をお聞きしました。

答えは「正直、わかりません！（笑）」とのこと。

自然観察の達人でも、気候変化が激しい昨今の紅葉予想は難しいようです。

ただ、このまま気温が下がれば、2週間ほどでカラマツの美しい紅葉が見られるかもしれません。

ぜひ、ご自分の目で確かめに来てくださいね！

ーーいかがでしたか

秋の池の平湿原は、まるで北欧の山々のようで、夏とはまた違った魅力があります。

紅葉がさらに進んだ頃に、また改めてご紹介しますので、どうぞお楽しみに！

取材協力：湯の丸高原ビジターセンターの皆様

いつもありがとうございます。