秋の長野で大人のしっとりハイク 湯の丸北峰から【東御市】
長野県東御(とうみ)市・上田市と群馬県嬬恋村の境にある湯の丸山(2,101m)。
季節を問わず多くの人が集まる湯の丸で、秋のハイキングは特に人気!今回は、人気の山を静かにマイペースで歩けるコースを紹介します。
南峰と北峰、どっちが好み?
晴れた日には、後立山連峰から連なる大展望が望める湯の丸山には、南峰と北峰があります。
・大福のような南峰
南峰はまるで大福のような愛らしい形。遮るものがないので、晴れた日の開放感はバツグン!
山頂では多くの人が休憩しており、あちこちから笑い声が聞こえてきます。雰囲気を楽しんだら、次は静かな北峰へ向かいましょう。
・雷おこしのような北峰
北峰は雷おこしのようにゴツゴツした岩場。他に人がいても岩が衝立となり、自分だけの時間を楽しめます。
岩に寝転んで秋の空を見上げると、心のざわめきが静まっていきます。北峰では周囲に気を散らされることなく、ぼーっと過ごすことができます。
南峰と北峰、どちらも個性的で甲乙つけがたいですね。好みやその日の気分で楽しんでください!下りは来た道を戻るのがシンプルですが、静かな山歩きを楽しめるコースを次に紹介します。
今回歩いたコース
・三角点から角間峠へ
草に埋もれかけた三角点を見つけたら、そのまま角間峠へ下りましょう。
・角間峠からコンコン平へ
角間峠直下の下りは滑りやすい場所もあるので注意が必要。
笹原に入ると傾斜が緩くなり、歩きやすくなります。
笹原に至る道はとても快適で、歌って踊ってウキウキで弾むように歩けます。そして、突然広がる草原・・!
ここからコンコン平へ緩やかにのぼります。
・コンコン平=つつじ平
コンコン平とつつじ平は実は同じ場所で、6月に見られるレンゲツツジの群生が有名です。ここからは再び湯の丸の喧騒の中へ。人の列にまじって地蔵峠まで下りましょう。
ーーいかがでしたか
南峰と北峰、それぞれ異なる魅力を持つ湯の丸山。
にぎやかさを楽しむのも、静かにリラックスするのも、それぞれ違った楽しさがあります。ぜひ、自分だけの山歩きを体験しに来てみてください。
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湯の丸高原アクセス
(車で)上信越自動車道東部湯の丸ICから約30分
駐車場:1500台(無料)
湯の丸高原ビジターセンター
開館時期:4月~11月
開館時間:午前9時~午後4時
定休日:毎週水曜日
電話番号:0268-62-4333