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【大阪市・梅田】デザイナー・コシノジュンコが手がけた新作は「お好み焼き」! 期間限定で2月12日まで

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

 世界的ファッションデザイナーが作った期間限定レストラン!

 コロナ禍を超え、全国から大阪に観光に来てもらうため実施されている「大阪来てな!キャンペーン」。さまざまな関連イベントが開催されていますが2023年1月25日(水)~2月12日(日) の期間に実施されているのが大阪・梅田エリア各所で行われている「ポップアップフェス in 大阪・梅田」です。

 JR西日本の長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」の車両公開イベントや、JR大阪駅 時空(とき)の広場に大阪ならではのスペシャルなグッズが当たる巨大ガチャガチャが登場する「サンクスガチャ」、人気ミュージシャンが多く参加するアーティストコラボレストラン「音食キッチン in OSAKA」などがあるのですが、おいしいもの好きとして注目していたのが世界的なファッションデザイナー・コシノジュンコさんプロデュースのレストラン 「Café de JUNKO(カフェ ド ジュンコ)」。

 お店があるのは、JR大阪駅直結のホテルグランヴィア大阪のフロント階である19階。スカイダニング「アブ」が1月25日(水)~2月12日(日)の19日間限定で「Café de JUNKO」になります。

 店内には70年の大阪万博でコシノさんが手がけた作品や、過去に交流があったアーティストなどと一緒に撮影した過去の写真を展示。

 こちらは70年代の人気バンドであるザ・フォーク・クルセダーズの面々とコシノさん。

 大胆に展示されたアート作品のような写真を生かし、スタイリッシュな空間に仕上げています。

コシノジュンコさんが料理をプロデュース!

 店内のディスプレィだけでなく料理もコシノさんがプロデュース。ホテルグランヴィア大阪総料理長 の佐々田 京さんがコシノさんの指示のもとランチとディナーを作りあげました。

 「絵を描くようにイメージでデザインやコンセプト、世界観を伝えた」というコシノさん。今回のメニューはコシノさんのテーマでもある“対極”をコンセプトに“白と黒”というカタチで表現。その指示に沿って佐々田料理長がコースとしてまとめました。

 そんなランチのコースを紹介します。

 前菜は、「大阪名物「岩おこし」×仏産フロマージュブラン チーズ風味のシューとパルメザンチーズ 黒ゴマワッフルとイクラ」。大阪名物の岩おこしバターとチーズでアレンジを加えています。皿いっぱいに敷き詰められた黒ゴマも印象的。

 メインの前に登場するのが、コシノジュンコ流お好み焼き

 メインのカレーは、ごろごろ野菜フレンチBKカレーカルピスラッシー添え。じゃがいもやにんじんなど、すべてが別添えスタイル。イカスミで黒く仕上げらたカレーをやわらかく煮込んだ牛肉がのる十六穀米にかけていたます。

 デザートはThe Earth(地球) ~未来への輝き~という名前がついています。皿の右上にのる地球は、バニラムースをチョコでコーティング。中心部のマグマにあたる部分はいちごです。

 以上がランチの基本的なコースで、消費税とサービス料込みで3,500円。

メインは全部で4種!

 カレー以外にも“黒と白”のコンセプトにこだわったメインを用意。

ジャンボ海老フライと厚焼き玉子のサンドイッチ奈良漬けBKタルタルソース(+500円)。黒いパンにはさんだのは厚焼き玉子サンドは黄色と黒の“タテジマ”をイメージ。エビのタルタルまで黒くなっています。

黒胡椒香るカルボナーラと黒ベーコングリル(+500円)。カルボナーラはさすがに黒く出来なかったようですが、アクセントに黒コショウを使用。

ハンバーグステーキ(ロコモコ風)焦がし玉葱のソース(+1,500円)は、イカスミのパスタが添えられています。ハンバーグには、タマネギを焦がして黒く仕上げたパウダーを使用しています。

コシノジュンコ流のスペシャリテはお好み焼き!

 注目したいのが、コシノさんのスペシャリテであるコシノジュンコ流お好み焼き。フォアグラとお好み焼きの組み合わせは、コシノジュンコさん宅でのホームパーティーでの定番だそうです。

 大きな特徴は、もちろんお好み焼きの上にのったフォアグラ。「先生からのオーダーで生地はキャベツなどに絡む程度の最小限にして軽く仕上げています」と佐々田料理長。そのため豚肉や天かすのコクにサクラエビや紅しょうがのアクセントが効いた生地はサクッとしていてかなり軽め、その上に濃厚でとろりとしたフォアグラ。この食感の違いもコシノさんがのコンセプトでもある「対極」を表現しています。また、皿にあしらわれたマヨネーズソースとお好み焼きにかけられたお好みソースは、それぞれ竹炭でアレンジし黒く仕上げられています。

 「食べて感動することが大切。一般のお好み焼きと違って、食べたことない味と思います」と絶賛した。

コシノジュンコの世界観を目と舌で味わう。

 注目してほしいのがこの皿の下。お皿にマッチした下のテーブルクロスもコシノジュンコさんのデザイン。

 「“美味しい“という言葉には、最初に美という文字が最初に来る。食べ物にも美しさやデザインが必要」とコシノさん。そういったコシノさんの世界観が味覚だけでなく視覚でも体験できます。特にお好み焼きは、「食べて感動することが大切。一般のお好み焼きと違って、食べたことない味と思います」と作り上げたアレンジした佐々田シェフを絶賛。

 ランチだけでなく、ディナーも同様のコンセプトで6,000円~。レストランのプロデュースは今回が初めてという、コシノジュンコさんの思いがたっぷり詰まった、斬新な味わいと体験を楽しめます。

コシノジュンコプロデュースレストラン 「Café de JUNKO」

会場/ホテルグランヴィア大阪19階 スカイダニング「アブ」

期間/ 2023年1月25 日(水)~2月12 日(日)毎日開催 

営業時間/11:30~14:00(L.O13:30)、17:30~21:30(L.O.20:00)
定休日/期間中無し
料金/ランチコース3,500円~、ディナーコース6,000円~
※消費税10%・サービス料を含む。
交通/JR大阪駅直結 


ホテルグランヴィア大阪

大阪市北区梅田3丁目1番1号(フロント19階)

06-7664-1221 (レストラン予約)
※受付時間10:00-19:00

大阪来てな!キャンペーンサイト

ホテルグランヴィア大阪

編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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