みんなは初日の出上手に撮れた?写真を見ながら撮影のコツ解説
初日の出を撮りに行ってきました。昨年末にも撮り方の解説記事を書きましたが、わたしも実際に初日の出を撮ってきたので、その体験や撮れた写真を振り返って、撮影のポイントについて学んでみましょう。
暗い時間から行くのが大事
筆者が初日の出を見に行ったのは、神戸ハーバーランドのあたり。神戸市の初日の出の予定時刻は7:06でしたが、到着したのは6:20頃です。
まだ真っ暗な時間です。なぜこんなに早くから来ているかというと、日が出てくるまえの時間の空がとてもきれいだからです。せっかく初日の出を見に行くのであれば、この夜明け前の時間から出かけることをおすすめします。
「マジックアワー」や「ブルーアワー」と呼ばれる時間帯で、水平線ちかくが赤く焼けつつ、空はだんだんと青くなってきます。
日の出までまだ30分以上ありますが、この時間帯は空が本当にきれいな色になります。
空の色が水面に反射する景色が非常に美しいです。
だんだんと明るくなってきて空は薄い紫のグラデーションになりました。
いよいよ初日の出
ついに日の出の瞬間です。
建物と雲に隠れていましたが、7:18頃に太陽が見えてきました。
個人的にはその場の雰囲気が伝わる写真が好きなので、すこしひいたところから撮影していました。日の出はいつでも見ようと思えば見られるのですが、大勢の人と一緒に日の出の瞬間を見守るのは、元旦の初日の出ならではです。
カメラの設定の話をすると、露出補正を1段ほどマイナスに補正して、空の階調が残るようにしました。また光条(光のトゲトゲ)がしっかり見えるようにしたかったのでできるだけ絞ってF値を22に設定していました。限界まで絞ると回折現象ですこし解像感が落ちるのでこのあたりの設定は好みです。
参考:初日の出の撮影で失敗しないためのカメラの設定とアイデア【撮影のコツ解説】(Aki) - エキスパート - Yahoo!ニュース
夜明け前から日の出までにかけてタイムラプスを撮影しました。空の色や明るさの変化、人がたくさん集まってきて太陽がのぼる様子をカメラにおさめることができて面白いです。
以上初日の出の写真とタイムラプス映像でした。撮影の参考になれば幸いです。
元旦の様子をYouTubeにもアップしています。
今年も楽しい写真ライフをお過ごしください!