三脚があれば手持ちではなかなかできないような映像表現ができるようになります。本記事ではカメラを三脚にのせて夜景の写真をきれいに撮影する方法を解説します。簡単なのにふつうに撮影するよりもずっと美しく高画質の写真が撮れるようになるのでぜひ参考にしてください。

夜の撮影は画質が悪くなりがち

夜景写真の難しいところは暗いことが原因です。カメラは光をとらえて記録するものなので、暗いところが苦手です。暗いものを撮ろうとすると画質が落ちてしまいます。

しかし、夜景でも三脚をつかって適切な撮り方をすると、高画質に記録することができます。

ちゃんとしたカメラを使っているので、ふつうに手持ちで撮ってもきれいな写真ですが、比べてみると画質に大きな違いがあります。拡大して見てみましょう。

手持ちだと全体的にザラザラとしたノイズが目立ちますが、三脚をつかって撮ればクリーンで高画質な写真になりました。

三脚をつかってきれいに夜景を撮る方法

夜景写真をきれいに撮る方法について解説します。とても簡単で三脚さえあれば誰でも同じように撮れます。

1. 三脚にカメラを固定する
2. カメラを「絞り優先」モード（Aモード、Avモード）にして、絞りをF11に設定する
3. ISOを「100」にする
4. シャッターボタンを押す

これだけできれいに夜景写真を撮れるようになります。この撮り方をするとシャッター時間がオートで決まるのですが、暗い場所だと数秒から数十秒のシャッターになるので、その間はカメラを揺らさないようにしてください。
できればシャッターボタンを押すときもカメラを揺らさないようにしたいので、リモコンでシャッターをきるのが望ましいです。リモコンがない場合はタイマーシャッターにすることでもカメラの揺れを抑えることができます。

この手順さえ守れば、誰でも夜景を美しく撮ることができます。ぜひマネしてみてください。

YouTubeでも撮影のコツを解説しています。動画でご覧になりたい方はこちらもあわせてどうぞ。