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【河内長野市】河内長野駅前から乗り換えなしでラクラク関西空港へ!実際に関空行きのバスに乗ってみました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野は住んでいてとてもよいところだと思いますが、行先によっては微妙に不便を感じることがあります。例えば関西空港(以下は関空と略)。車ならサクッと行けますが、公共交通の場合だと、大阪市内か堺市内で乗り換える必要があります。

しかし、一日二往復ですが、河内長野から乗り換えなしで運行しているリムジンバスがあります。今回は実際にそれに乗って関空まで行ってみることにしました。

河内長野から関西空港まで公共交通で行く方法、まず思いつくのは鉄道での乗り換えではないでしょうか。

南海高野線に乗って堺市の三国ヶ丘駅でJRに乗り換える(運賃1,280円)、もしくは大阪市内の天下茶屋まで行って、南海本線に乗り換える(運賃1,120円)という方法があります。

でも、私はどうも納得できません。地図を見ると一目瞭然ですが、「わざわざ北上して三角の山を描くようにして乗り換えてから関西空港に行くというのが」です。JR(緑色)はまだしも、南海本線(青色)経由ではさらにずっと北まで行きますね。

せめて堺駅と堺東駅が近くて乗り換えできれば許せるようなものですが、結構距離があってそういうわけにもいきません。そこで見つけたのがリムジンバスの存在。河内長野駅からバスに乗る方法(赤色)です。

本当は、紫色の大阪外環状線ルートで直接バスが運行していれば良いのですが、おそらく泉北ニュータウンを経由しないと採算取れないんでしょうね。

ちなみに空港リムジンバスは河内長野駅前のほか、大阪狭山市の金剛駅からも出ています。

こちらが時刻表。河内長野駅から4時20発と6時35分発が出ています。今回は6時35分発のバスに乗ってきました。ちなみに金剛駅からは5時50分発と6時20分発があります。

帰りは、河内長野駅行きが、関空第二ターミナルを18時47分発と21時47分発。17時47分発と20時47分発が金剛駅行きです。

料金は河内長野・金剛、どちらの駅からも大人1350円、小人680円。鉄道経由での乗り換えの方が安いのですが、乗り換えなしで楽なのと、特に荷物が多い帰りはこちらの方が大変便利なのです。

もちろん現金のほかICカードも使えます。

さていよいよバスが来ました。

ということで乗ってみましょう。

バスの名前は南海エアポートリムジンバス「SORAE」(そらえ)です。

座席を見るとこのようになっています。ドリンクが置けますね。あと途中で高速道路に乗るのでシートベルトは付けなければなりません。

さあ、いよいよ出発。目の前に見えるいつも乗っている南海バス(路線バス)とはグレードが違うので、それだけでもワクワクしてしまいました。

駅前から七ツ辻交差点を曲がり、国道310号線に入りました。

ここは原町のあたりでしょうか?いつも見ている風景も、空港バスの中からだと何となく違うように見えるから不思議です。

千代田駅前を通過していきます。河内長野市民の一員として、どうせここを通るなら千代田駅前も停まって、さらに欲を言うなら三日市町駅前を始発にすればもっと便利だと思いますが、そんなこと言いだしたらキリがありません。

松ヶ丘のあたり。バスはまもなく河内長野市内を抜ける見込みです。

ついに大阪狭山市に入りました。大阪狭山市から堺市の泉北ニュータウンに入っていきます。

やがて泉ヶ丘駅に入りました。泉北ニュータウンファーストというわけでもないのでしょうけれど、ここから栂・美木多(とが・みきた)駅、光明池駅、和泉中央駅とバスは、泉北高速鉄道と合わせて各駅に止まっていきます。

泉ヶ丘駅のバス停です。

ここは栂・美木多駅のバス停。

次に光明池駅のバス停。

さらに和泉中央駅のバス停です。後ろに写っているのは鉄道むすめ」(外部リンク)という全国の鉄道事業者の制服を着たキャラクター。

ちなみに、これら泉北高速沿いにある駅のバス停から乗り込む多くの乗客の姿がありました。手荷物が少なかったので、ひょっとすると関空にお勤めの方も混じっているのかもしれません。

ここから先は関西空港まで停まりませんが、途中で高速道路を走るので、空港に着く前からプチ旅行気分が楽しめます。

これは行きではなく帰りのバスからの車窓なので参考程度にですが、このように高速道路を走っているバスの車窓から貝塚市や岸和田市あたりで素晴らしい夕日の景色が見られます。

さて、バスはいよいよ関空に向かう橋を渡り始めました。まもなく到着です。

空港ターミナルが見えてきました。

まもなく関西空港に到着です。

ということで、河内長野からバスに乗って関西空港に無事到着しました。ここは第一ターミナルですが、リムジンバスはこの先、第二ターミナルまで行きます。

私はここから飛行機に乗って海外に行ったわけではありません。しかし、これからますます開放されていくであろう海外へ渡航する場合は、特に荷物が多くなりがちですから、乗り換えなしのバス利用は大変便利。

それからこの夏にはGOTOトラベルも再開しそうな雰囲気なので、その際の国内旅行でもリムジンバスは便利かなと思いました。

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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