令和6年3月17日（日）に雲ひとつない暖かな青空の下、県営彩の森公園にて「第37回　彩の森クロスカントリー～入間市スポーツ振興まちづくり条例制定記念～」が開催されました。

筆者が会場である県営彩の森入間公園に到着したのは8時50分頃です。

会場内では既にランナーの皆さんがウォーミングアップを開始していて、このレースに賭ける意気込みを感じましたよ！

スタート地点を覗いてみると...。なにやら不思議な機械にコードで繋がれている青いマットのようなものが何枚も敷かれていますよ！　

クロスカントリーの障害物として敷かれているマットなんでしょうか？　でも、スタート直後にいきなり障害物があるなんて過酷すぎませんかね（汗）。

「実はね。」と、小学3年生のキッズランナー君達が、その青いマットの秘密を筆者に教えてくれましたよ。実はこのマットはランナーのタイムを正確に計測するための機械なんですって！　

「それでね。こっちがタイムを測るためのチップなんだ！　走る人が全員つけているんだよ。」とも教えてくれましたよ。

確かにキッズランナー君達の足下を見ると、シューズには赤いタグのようなものが結ばれています。これがランナーズチップってやつですね！！　

いやぁ。筆者は初めて見ましたよ。キッズランナーくん達ありがとうございます。

さて。スタート地点へ戻りましょう！！

このレースには入間市にお住まいの方はもちろんのこと、近隣の地域にお住まいの方も多数エントリーされているみたいです。いったい何名くらいの方がエントリーされたんでしょう？

入間市スポーツ推進課の小川さんにお話を伺ってみると、エントリーされた方は583名（出走人数521名・完走人数517名）いらっしゃるとのこと。こんなにも多くの方々がレースで結果を残そうと、日頃からトレーニングされているのですね！

スターターは杉島理一郎入間市長と、入間市スポーツアンバサダーで男女混合４×400ｍR日本記録保持者の佐藤拳太郎選手のお二人が務めますよ！

佐藤選手は入間市にある埼玉県立豊岡高等学校出身で、現在は富士通株式会社の陸上競技部に所属されています。

さぁ。スタートの時間です！　今回のレースは年齢や学年、性別などで設定された全９種目別となっていますよ。皆さん頑張ってください！！

応援に集まった皆さんの大きな声援が飛び交う中、杉島入間市長や佐藤選手の放ったピストルの咆号でランナーの皆さんは一斉にスタートを切ります。

公園内には起伏のある地形を生かした1周２kmの特設コースが設置されています。

芝生がメインとなったコースですが、途中道幅が狭くなったりウッドチップが敷かれていたりと足元に注意しながら走る場所もあるそうなんです。これがクロスカントリーの醍醐味なんですね。

皆さんナイスファイトです！

頑張ってきた自分を信じてレースを諦めない姿、苦しくても絶対に負けたくないと必死に走り続ける姿。

レースを終えて弾けるような笑顔を見せてくれた方。反対に悔しくて悔しくて涙を流す方。

そんな皆さんの美しい姿を見て、筆者は目頭が熱くなってしまいました。スポーツの力って本当に素晴らしいですね。

来年もまた、彩の森クロスカントリーで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。素敵な時間をありがとうございました！

このレースに参加された方でご自分の記録をご存知ないという方は、当日配られたパンフレット裏の「記録証」のQRコードを読み取ると結果がご覧になれます。ぜひ確認してみてくださいね。

▼県営彩の森入間公園▼

住所：入間市向陽台2丁目地内

電話：04-2960-1664　管理センター（8時15分～17時　※年末年始を除く）

開園時間：終日開放