2024年1月13日、名古屋市美術館の2階にある講堂で「未来へつなぐ猛獣画廊壁画」というイベントが開催されます。第2次世界大戦時中に多くの動物を失った東山動物園が、戦後、訪れる子どもたちにせめて動物たちの姿を壁画として見せようと描かれたのが「東山動物園猛獣画廊壁画」。

1997年、名古屋市美術館に収蔵されたときから状態が悪く修復が必要な状態だったものを、研究や人材育成を図りながら調査、修復したのだそうです。2022年よりスタートしたこの修復プロジェクトの修復完了を報告するというのが、今回の報告会の内容。

1月13日の13時から市立菊里高等学校音楽科の生徒によるミニコンサートが行われ、14時からは修復チームメンバーによる修復作業報告・解説を聞くことができます。コンサートは自由聴講、報告会は定員180名とのこと。

修復を終えた「東山動物園猛獣画廊壁画」は、3枚揃って名古屋市美術館の常設展示室にて展示されています。開催中の企画展「ガウディとサグラダファミリア展」と併せて、訪れてみてはいかがでしょうか。

名古屋市美術館

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