南アルプス市十日市場地区の旧完熟農園跡地に、アメリカ発倉庫型店舗のコストコと、隣接して地域交流エリアのfumotto南アルプスが建設されることが決まり、全国的にも話題なっていましたが、先日一足先にfumotto南アルプスがグランドオープンしましたのでお邪魔してきました。

国道沿いに駐車場待ちの列。駐車場に入るまで20〜30分かかりました。

fumotto南アルプスの案内図。「遊ぶ」「買う」「食べる」をテーマに３エリアで構成されています。

こちらは大型レストランで150席もあるそうです。一人での利用はどうでしょう？ちょっと気後れする？また別の機会に利用したいと思います。

芝生の広場を囲うように建物が配置されています。この広さは色々なイベントで活用されそうです。また、入場者が多くても空間にゆとりがあるのは良いですね。

こちらはマルシェ。列ができるほど賑わっていました。

こちらは遊びのエリア。アウトドアショップと野外フードコートがあります。

MTB・BMXコースが敷地の外周に整備されています。

RCカーコースまであります。

こちらが野外フードコート。並ぶのが苦手な筆者は遠目で眺めていました。また後日、人出が少し落ち着いてきたら色々なお店をご紹介できればと思います。

芝生広場の一角には水遊びできる浅いプールまでありました。子供達が楽しそうでした。

こちらは飲食店や小売店のエリアです。

2階と屋上には富士山展望テラスがあって、広くゆとりがあって気持ちの良い空間でした。残念ながら曇り空で富士山は拝めませんでしたが、晴れていればなかなか良い眺めになりそうです。

展望テラスからfumottoの全景。左奥にコストコが建設されます。右の高架は中部横断自動車道です。

展望テラスから東方面。中部横断自動車道南アルプスインターの交差点があって、そこから先に新山梨環状道路が続きます。静岡や長野方面、東京方面からのアクセスも良い立地です。コストコがオープンすると更に多くの人で賑わうでしょう。

地域交流エリアのfumotto南アルプスを運営する株式会社ヒカレヤマナシは、県内有志企業による連合体だそうです。旧完熟農園が閉園されて8年、同地は更地になることなくその姿を留めていました。そこに、アメリカ発の倉庫型店舗のコストコが進出してくることとなり、地域交流エリアのfumotto南アルプスと隣接して展開されることで、再度地域交流の拠点として復活することになりました。

以前、「南アルプス市新産業拠点整備事業（ヒカレヤマナシ・コストコ）建設に伴う遺跡の発掘調査報告会」の記事（コチラ）でもご紹介しましたが、ここの土地の下には2000年前からの地域交流の歴史が眠ってます。歴史的な面からもfumottoの地域交流を目的とする存在意義は大きく、今後の展開が楽しみでなりません。

また後日、各店舗等の様子についてご紹介できればと思います。