混み合っているキャンプ場で他人からの視線で気になりますよね。

誰もいない場所ならタープやパップテントで良いのですが、

キャンプブームの中でもプライベート空間を満喫したくてテントの中でもまったり過ごせるVASTLANDの２ルームドームテントがお気に入りです。

SサイズとMサイズが発売されていますが、今回は３人用のSサイズを紹介します。

このテントは２つのドームテントを合体させたような形状になって、ひとつはインナーテント用、もうひとつは前室用の土間の空間になっています。

テントは専用の収納袋にコンプレッションベルトに巻かれて入っています。

バックにかなりピチピチに詰め込まれているので、撤収時には折り畳みに注意が必要です。

セット内容は

アウターテント、インナーテント、アルミ製ポール、蓄光ペグ、リペアシート、取り扱い説明書でグランドシートは別売りとなっています。

組み立てはポールが４本とも同じ長さのため迷うことはないです。

ポールをグロメットに差し込むときには力が必要ですが、DoDのカマボコテントよりは入れやすかったです。

アウターテントの素材は68Dのリップストップポリエステルで耐水圧は2000m。

UPF50+のUV加工も施されています。

巻き上げ可能なスカートがついているので、夏は虫の侵入、冬は風を防いでくれます。

インナーテント側にも開口部がついています。

反射材入りの張り綱はアウターに最初からセットされています。

ファスナーの滑りは引っかかりも少なく悪くなく、ループも付けられているので使いやすいです。

ベンチレーターはマジックテープが付けられているだけで、つっかえ棒のようなものはありませんでした。

これでちゃんと換気できるのか少し気になるところです。

3面メッシュなので眺めがよく、とても解放感があります。

一番気になっていたのがテントの中で立てるかということ。

Sサイズは高いところで170cmと立てててみるまでは少し不安でした。

身長168cmの筆者は低い場所では天井に引っかかってしまいましたが、盛り上がっている部分では靴を履いたままでも立つことができました。

インナーテントのフロア耐水圧は3000mで、吊り下げ式です。

フロアのサイズは210cm x 210cm。

大人2人なら余裕で寝れるサイズですが、３人だと少しきついかなという広さです。

奥にも出入り口がついていてメッシュにもなるので、夏は風通しが良さそうです。

ランタン用の吊り下げルーもしっかりついています。

天井にメッシュの換気口が設けられています。

下部には電源取り込み口も用意されいます。

インナーテントのファスナーは全て蓄光のループがついているので、夜でも安心して出入りが可能です。

フルメッシュの状態でキャノピーを張ってみました。

手持ちのポールが２本しかなかったので正面だけですが、３面キャノピーを出すことができます。

VASTLANDの２ルームドームテントで過ごした印象は作りがしっかりして、３面メッシュで解放感がありながら外からは見えにくいというお籠りキャンプ好きにはピッタリのテントです。

そしてサイズの割には意外と設営、撤収が楽なこともこのテントの大きなメリットで、大型テントを張るのにうんざりしている人にもおすすめです。

残念ながらこのテントは在庫限りで販売終了になってしまいました。

入手されたい方はお早めに。

VASTLAND公式サイト

https://store.vastland.co.jp/products/two-room-tent-s