【神戸市中央区】しあわせを呼び躍動感のある南京町の獅子舞を見に行こう
中華圏の伝統行事、中秋節では神戸南京町で獅子舞が披露されました。吉祥のシンボルとして中秋節や旧正月の春節祭では必ず披露される獅子舞と南京町でいつでも見られる獅子舞の壁画を紹介します。
リズミカルな動きの獅子舞採青
中華系の獅子舞は二人一組で舞います。息の合った動きや立ち上がり大きさを誇る獅子の姿は日本の獅子舞にはない躍動感が感じられます。リズミカルな太鼓や鐘の音とともに舞う獅子舞が目の前で披露されると夢中で見てしまうことでしょう。
獅子に頭などを咬まれると厄を祓い福が来るというご利益があるとも言われています。獅子舞の会場で見学しているときに運が良ければ獅子に頭を咬んでもらえるかも。
獅子舞は広場などで演舞を披露するだけではなく、採青(ツァイチン)と呼ばれる獅子舞が南京町の店舗を訪問しお店の繁栄などを祈念という行事があります。採青とは青菜を付けた赤い祝儀袋を獅子が食べるという儀式。お店の前で獅子が舞ってもらうことで繁栄などを幸せが訪れるとされる行事です。これは獅子が南京町の各店を練り歩くので、何度も獅子舞採青を見ることができます。春節祭や中秋節で獅子舞採青を見かけたら一緒に練り歩いてみるのもおすすめの見学方法です。
シャッターの壁画で見られる獅子
実際の獅子舞を見られるのは、主に春節祭や中秋節のときですが南京町では壁画にある写真で獅子を見ることができます。「まちかど壁画プロジェクト」と言うタイトルで南京町の何店舗のかシャッターに獅子の写真がデザインされています。
南京町の名店舗かのシャッターにはこのように獅子の写真がデザインされています。南京町を訪ねたときにこのシャッターに気がつけばぜひじっくり鑑賞してみるのもいいかも。これらの写真からでも獅子舞の優雅さは感じることが出るはずです。
そして次の春節祭ではぜひ実物の獅子舞を鑑賞してみてはいかがでしょうか。例年12月に開催される南京町ランターンフェアでも獅子舞が披露されるかもしれません。南京町のイベント情報も要チェックです。
南京町
神戸市中央区栄町通1丁目3-18
JR神戸線・阪神電車 元町駅 徒歩約5分
公式サイト