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出掛ける前からジャズ気分:遠藤律子 with Funky Ritsuco Version!@MBY

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家

●公演概要

7月22日(火) 開場 17:30/開演 19:00&21:00(入替なし)

会場:横浜MOTION BLUE YOKOHAMA

出演:遠藤律子(ピアノ)、藤陵雅裕(サックス)、箭島裕治(ベース)、岩瀬立飛(ドラム)、岡部洋一(パーカッション)、能見義徳(パーカッション)、Maria Eva(ヴォーカル)

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遠藤律子 with Funky Ritsuco Version!

Will You Love Me Tomorrow?

世界で喝采を浴びてきたラテン・バンドが

最新作を掲げてオールスターで登場

ピアニストの遠藤律子を中心に藤陵、岩瀬、岡部ら各楽器のトップ・プレイヤーがずらり揃った“Funky Ritsuco Version!”は、スタンダード・ジャズからオリジナル、ディスコ・ヒットまでをダンサブルなビートに乗せて送るラテン・ファンク・フュージョン・バ ンド。2002年には中南米ツアーを開催し好評を博すと、さらにアメリカ、上海、北京、パリをはじめ世界各地で公演を行なうなどこれまでも国境を越えて喝采を浴びてきた。今年初めにはキャロル・キングの名曲を冠した最新作『ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー?』をリリース。ジャニス・ ジョプリンやレッド・ツェッペリンといったロック・ヒーローたちが生んだ名曲をジャズの語法で再構築したサウンドは、ジャンルを超えて話題を呼んでいる。今回はそんな最新作を掲げてオールスターで登場。盛夏、会場が一体となる熱い一夜を心待ちにしたい。

引用:遠藤律子 with Funky Ritsuco Version!|MOTION BLUE YOKOHAMA

『Will You Love Me Tomorrow?』
『Will You Love Me Tomorrow?』

1990年初頭から“歌って踊って喜怒哀楽豊かな季節の町のお祭りバンド”として活動を続けるファンキー・リツコ・ヴァージョン。

ピアニストの遠藤律子が率いるこのバンドは、“お祭り”を盛り上げるにふさわしい日本のトップ・ミュージシャンが集結。ちなみに、ファンキー・リツコ・ヴァージョンの“リツコ・ヴァージョン”は“ディスコ・ヴァージョン”をもじったものだというのですから、“お祭り騒ぎ”にならないわけがありませんね。

2004年に観たステージはアルバム『愛にあふれて』のリリース記念。今回は新作『ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー?』のリリース記念。“ラテン・フレーヴァーを加えてパワーアップした1960〜70年代ロックの不朽の名作とセンチメンタルなオリジナル曲を交えた”新作も家で踊り出すには十分なファンキーさなのですが、ライヴではさらにフィーヴァーすることを期待しちゃいます。

♪Darjeeling-FRV!20周年・遠藤律子還暦記念ライブ at STB139-18.7.2012

では、行ってきます!

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

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