台風20号910hPa フィリピン付近で猛烈台風に
【台風20号・フィリピンの東で猛烈台風に】
猛烈な台風20号はフィリピンの東の海上を1時間に10キロの速さで暴風域を伴いながら北上しています。3日正午現在の中心気圧は910hPa、中心付近の最大風速は55m/sです。
【今後は”非常に強い勢力”で大東島の東海上に】
台風は今後、勢力はやや弱まるものの”非常に強い勢力”で5日(水)から6日(木)にかけて沖縄・大東島地方の東の海上を北上する見込みです。大東島地方では強風・高波に注意が必要です。台風の雨雲がかかると断続的に降る強い雨に注意必要です。
【猛烈な台風って?】
台風の強さの区分は気圧でも大きさでもありません。風速(10分間平均)をもとに台風の「強さ」 を表現しています。
【猛烈台風が増えているの?】
台風20号が生まれたフィリピン付近の海面水温は30℃くらいで平年並みかやや高くなっています。この付近で台風は最も発達します。
前回の台風19号もそうでしたが、南の海上で台風の最盛期に"猛烈な台風”になることはめずらしい事ではないといえます。
【今年の台風の数は?】
3日現在の台風発生数は20個。11月後半までの平均の発生数は24個くらい。まだ11月上旬と考えても台風の発生数は平年よりやや少なくなっています。
■台風の上陸・接近数はこちら→台風20号発生 来週後半本州の南海上へどこまで近づく?』
【那覇の空】
3日午前の那覇の空は、寒気の影響で一部雲が広がり強風となっています。寒気といっても那覇は正午現在の気温は23℃。多くの人が半袖で歩いています。