大容量のわりに軽く、挽きやすい。手動コーヒーミルの中で一番のおすすめをご紹介!
2021年もそろそろ終わり。今年購入した手動ミルは3つ、提供して頂いたのも3つと、かなり充実した手動ミルライフを送ることができた。
そこで今回は、オリフィーが今一番おすすめしたい 1Zpresso の最高モデル『JPpro』コーヒーグラインダーを紹介していきたい。前モデル「Zpro」とは違い、日本オリジナルのデザインとなっている点が特徴だ。
120段階ある機能性はもちろん、容量のわりに軽い挽き心地や、デザインの全てが高いレベルで共存している。約半年間使ってきたので、この辺りでレビューしておこう。
これぞ最高峰。1Zpresso の『JPpro』コーヒーグラインダー
こちらが今回紹介したい 1Zpresso の『JPpro』コーヒーグラインダー。バリスタチャンピオンの尾籠一誠氏が監修しており、専用のケースもついてくる。アウトドアへの持ち運びも容易だ。
早速余談だが、尾籠さんとは先日 SCAJ (アジア最大級のコーヒーイベント) で直接お会いし、色々お話させて頂いた。その中で JPpro は「妥協せずとにかくこだわって作り上げた」印象を受けた。そんな JPpro の特徴や、実際に挽いてみた粉の様子を紹介していこう。
大容量のわりに軽量、かつスリムで握りやすい
35~40gも入る大容量ながら重さは685g。これが個人的には特に嬉しいポイント。手動ミルの中でも手に持って挽く手持ちタイプは、できれば軽い方がいい。
また持ち手も大容量とは思えぬほどスリムなので、男女ともに握りやすい設計になっていると思う。
120段階での挽き目調節が可能
- 15 – 25クリック : トルコ式コーヒー
- 30 – 45クリック : エスプレッソ
- 50 – 70クリック : モカポット (マキネッタ)
- 75 – 95クリック : ドリップ&サイフォン
- 10 – 115クリック : フレンチプレス
各淹れ方で目安となるクリック数は上記。これまで400段階以上調節できるミルを含めて個性豊かなミルを使ってきたが、120段階が一番丁度よく感じる。
エスプレッソ挽きは十分細かく、ドリップは逸脱
実際に各淹れ方で目安となりそうなクリック数で挽いてみた。粗挽きはめちゃめちゃ粗い!という訳ではないが、フレンチプレスや水出しコーヒーには十分な粗さ。
エスプレッソ挽きは『Varia のコーヒーグラインダーがついに日本上陸!エスプレッソにも最適かも。』で紹介した Varia のハンドグラインダーほど細かくないものの、十分細かい。ドリップに至っては文句なしに最高レベルだと思う。粉の均一性も高いし、雑味の原因となる雑味も少ない。
なおこの記事の最後に記載したブログ記事では、他のミルとの比較や上記以外のクリック数でのコーヒー粉の様子も紹介してるので、検討してる人は併せてチェックしてみてほしい。
まとめ
こんな感じで 1Zpresso の『JPpro』コーヒーグラインダーを紹介してみた。気になる価格は43,780円 (税込) とかなり勇気のいる価格帯。
なので万人におすすめできるモノではないが、味わいへの影響が最も大きいグラインダーにこだわりたい人には、胸を張ってオススメしたい。見た目以上の軽さと、挽きやすさに満足してもらえるはず。
なお同メーカーのハイエンドミルの中で、エスプレッソに特化したミルが欲しい場合は「J-Max」が、JPpro よりもコスパ良く済ませたい人は「JX-Pro」がおすすめだ。参考にしてもらえると嬉しい。
▼ブログ『ORIFFEE』でオリジナル記事を読む
【レビュー】1Zpresso の最高峰『JPpro』コーヒーグラインダーは別格かも。軽く均一に挽けて、容量も入る。
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